研究課題/領域番号 |
21K10671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
坂本 貴子 佐賀大学, 医学部, 講師 (90758426)
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研究分担者 |
福田 広美 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (00347709)
村嶋 幸代 大分県立看護科学大学, 看護学部, 学長 (60123204)
下條 三和 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90586299)
上田 智之 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (70586320)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 看護師の定着 / 看護師長 / 基本的心理欲求支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の全体構想は、①病床数300床未満の中小規模病院に勤務する看護師を対象に、現 在の職場における継続意思につながる基本的心理欲求(自律性欲求、有能性欲求、関係性欲 求)を明らかにし、②看護師長の基本的心理欲求支援に関する評価尺度を開発して、③集団 認知行動療法を活用し、中小規模病院に勤務する看護師長が臨地で実践できる、看護師の継 続意思につながる基本的心理欲求支援プログラムの開発を行うことである。
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研究実績の概要 |
研究1では,病院に1年以上勤務する看護職が職務継続意思を形成する構造を整理し,看護師の職務継続意思に,看護師長から受ける基本的心理欲求支援行動が関連する可能性を示した.研究1を踏まえ研究2では,中小規模病院に1年以上勤務する看護師の職務継続意思と,看護師長から受ける基本的心理欲求支援行動に関連があると仮説を立て,既存の尺度を用いて,看護師長から受ける基本的心理欲求支援行動を測定し,職務継続意思との関連を実証した.しかし,研究2で用いた既存の尺度では,看護師長から受ける基本的心理欲求支援の具体的な行動について言及できなかった.そのため,研究3では,妥当性と信頼性がある中小規模病院の看護師長に特化した看護師の職務継続意思につながる基本的心理欲求支援行動評価尺度(BPNSAS)を開発した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
看護師長の基本的心理欲求支援評価尺度の開発を行うなど研究計画書に沿って遂行できている。
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今後の研究の推進方策 |
本研究で開発した妥当性と信頼性を確保した中小規模病院に1年以上勤務する看護師の職務継続意思につながる看護師長の基本的心理欲求支援行動評価尺度(Basic Psychological Needs Support Assessment Scale;以下BPNSAS)をもとに,臨床で使用できるプログラム開発を行う.
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