研究課題/領域番号 |
21K10683
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
正垣 淳子 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (80725987)
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研究分担者 |
宮脇 郁子 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (80209957)
福田 敦子 神戸大学, 保健学研究科, 講師 (80294239)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 心不全 / 症状マネジメント / 症状体験 / 身体的経験 / セルフマネジメント / 看護支援 / 多職種協働 / 身体経験 / 慢性期看護 / 循環器看護 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、心不全患者のセルフケア能力向上のために、患者の身体経験に基づいたセルフケア支援方法を開発しその評価を行う。 具体的には、①急性増悪による緊急入院から退院後の生活(およそ半年間)における身体経験を調査する。その際に、心不全患者が明確に意識することなく行っているセルフモニタリング(病気に伴う症状を自分で観察すること)や生活調整などを明らかにする。②①の結果と「慢性心不全患者の症状体験に働きかけ、セルフモニタリングを強化する看護支援」平成27年~令和2年度若手研究(B))、文献などを基に、『心不全患者の身体経験に基づいたセルフケア支援』を作成し、③循環器病棟と外来で実施し効果を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、心不全患者のセルフケア能力向上のために、患者の身体経験に基づいたセルフケア支援方法を開発し、その評価を行うことである。 具体的には、心不全患者のセルフケア能力向上のために、1)心不全急性増悪による緊急入院から退院後の生活(およそ半年間)における身体経験を調査する。2)1)の分析結果とこれまでに作成した「慢性心不全患者の症状体験に働きかけ、セルフモニタリングを強化する看護支援」および文献を基に、『心不全患者の身体経験に基づいたセルフケア支援方法』を作成し、3)2施設の循環器病棟と外来で試行して、セルフモニタリングおよびセルフケア能力、退院後2年間の再入院率を評価する予定である。 令和3年4月1日~令和3年3月1日迄産前産後・育児休業のため、1年間研究活動を休止した。 令和4年4月1日より、心不全急性増悪による緊急入院から退院後の生活における身体経験の調査を行った。分析の結果、心不全急性増悪による急激な身体の変化とともに、心不全患者の身体性、関心、時間性が変化する様相が明らかになってきた。また、心不全患者の身体経験には、多職種のセルフケア支援が潜在的、顕在的に様々な影響を与えていると考えられた。そのため、『心不全患者の身体経験に基づいたセルフケア支援方法』を検討するためには、看護職のみでなく、多職種協働による支援が必要と考えられた。そこで、「心不全患者の身体経験と多職種セルフケア支援の実態」についての追加調査を行うこととなった。現在、調査結果とこれまでに作成した「慢性心不全患者の症状体験に働きかけ、セルフモニタリングを強化する看護支援」および文献をもとに、『心不全患者の身体経験に基づいたセルフケア支援方法』を作成中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和3年4月1日より令和4年3月31日まで産前産後・育児休業を取得したため、1年間研究活動を中断し、令和4年4月1日より研究活動を開始した。そのため、すべての計画は、当初予定の1年遅れで進行している。
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今後の研究の推進方策 |
本研究は、心不全患者のセルフケア能力向上のために、患者の身体経験に基づいたセルフケア支援方法を開発し、その評価を行うことを目的としている。 2022年4月~2023年3月:心不全急性増悪で入院となった患者を対象に、心不全患者の急性増悪による入院から退院後の生活における身体経験と「身体に根ざした知性」についての調査を行った。また、「心不全患者の身体経験と多職種セルフケア支援の実態」について調査中である。 2023年4月~2024年3月:「心不全患者の急性増悪による入院から退院後の生活における身体経験」についての調査結果と「身体に根ざした知性」の分析結果とこれまでに作成した「慢性心不全患者の症状体験に働きかけ、セルフモニタリングを強化する看護支援」および文献を基に、『心不全患者の身体経験に基づいたセルフケア支援案)』を作成する。 2024年4月~2025年3月:従来の退院支援群の調査を実施する。2025年4月~支援の実施と評価)急性期病院2施設において、作成したセルフケア支援方法を試行する。支援の評価では、従来の退院支援群をヒストリカルコントロールとした比較試験を行う。
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