研究課題/領域番号 |
21K10745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 青森県立保健大学 |
研究代表者 |
清水 健史 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (80438077)
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研究分担者 |
村上 眞須美 青森県立保健大学, 健康科学部, 准教授 (40457742)
大崎 瑞恵 青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (70525948)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 精神科訪問看護ステーション / 災害 / 備え / 評価尺度 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、災害時に精神科訪問看護ステーションの看護フタッフが地域で生活している精神障害者を支援する際にどのような事前の備えが必要になるのかを測定する評価尺度を作成するものである。 精神科訪問看護では、いわゆる身体科の患者とは異なる、地域で生活する精神障害者を支える独自の備えとそれに基づいた方策を検討する必要がある。これまで、災害時に地域で生活している精神障害者にどのように支援すればよいのかについては検討されてこなかった。 そこで、精神科訪問看護ステーションにおける災害の備え評価尺度を開発し、災害時に精神障害者を支援するための有効な事前の備えを提供することができると考えるものである。
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研究実績の概要 |
2022年度は、精神科訪問看護ステーションにて、東日本大震災または北海道胆振 東部地震を経験した精神科訪問 看護ステーション看護師・管理者 へのインタビュー調査による評価尺度項目の抽出予定であったが、新型コロナウイルスの影響でインタビュー調査を実施することができなかった。対象となる訪問看護ステーションのリストアップは済んでおり、次年度に調査にとりかかる準備はできている。また、先行研究から精神科訪問看護ステーションにおける災害の備え評価尺度の項目候補を抽出する作業に着手しており、インタビュー調査実施後に、速やかに予備調査に移れる準備を行なうことができた。また、研究の下支えとなる調査研究のうちすでに学会発表を終えた研究について、学会誌に投稿するための論文化に着手している。執筆が済み次第投稿予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルスにより、先方及び研究者自身の業務が多忙であったこと、対象者の所属する訪問看護ステーションに訪問し面接を実施することに制限などがあり実施することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、感染対策を考慮し、webにてインタビュー調査を行うことも含め対象の訪問看護師とのインタビュー調査を実施する予定である。インタビュー調査と先行研究の結果を踏まえ、予備調査を行う準備に取り掛かる予定である。
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