研究課題/領域番号 |
21K10755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
岡田 彩子 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 教授 (10425449)
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研究分担者 |
篠原 真里 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 助教 (10848518)
川端 龍人 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 助教 (20848890)
安部 陽子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (30629449)
三浦 英恵 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (40588860)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 心血管疾患患者 / 疾患管理 / 疾患管理行動 / withコロナ社会 / 疾患管理行動再構築 / 真血管疾患患者 / 心血管疾患 / Withコロナ社会 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、with コロナ社会おける心血管疾患患者の疾患管理行動の実態把握とそれに基づいた新たな看護支援ツールの開発を目的とする。本研究は、研究Ⅰ~Ⅲで構成されており、研究Ⅰは、with コロナ社会における心血管疾患患者の疾患管理行動と社会・心理的因子の現状を文献検討から明らかにする。研究Ⅱでは、心血管疾患患者に対する面接調査を行い、コロナ感染症拡大後の生活における疾患管理の実際やその課題を明らかにする。研究Ⅲは、研究Ⅰと研究Ⅱの結果を基に、心血管疾患患者の疾患管理行動再構築の支援指針(案)及び「withコロナ社会における心血管疾患患者の疾患管理行動再構築看護支援ツール」を開発、検証をする。
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研究実績の概要 |
本研究は、withコロナ社会おける心血管疾患患者の疾患管理行動の実態把握とそれに基づいた新たな看護支援ツールの開発を目的とする。 コロナ感染症拡大後の社会生活やそのシステムが激変した中で、研究Ⅰはwithコロナ社会における心血管疾患患者の疾患管理行動と社会・心理的因子の現状を明らかにすることを目的に国内外の最新の知見のレビューを行う計画であり、2021年度に2022年度は国内外の文献検討を行い、国際学会にて2件のポスターでの公表を行った。COVID-19感染症拡大後の文献を対象に、循環器疾患患者の2次予防としての循環器看護介入の動向についての動向を検討し、withコロナ社会における看護介入のタイプと手段の概況を明らかにした。もう1件は看護介入の理論的枠組みについての概観をまとめた。対象の疾患管理行動の理論的輪組として多く用いられた理論は、Self-efficacy theoryで、それはwithコロナ社会に特化したものではなかった。 研究Ⅱでは、心血管疾患患者に対する面談調査により、現在実施している疾患管理の現状や再構築の困難さを聞き取り、コロナ感染症拡大後に生じた生活者としての患者の疾患管理における実践課題を明らかにすることである。 研究2年目は、研究Ⅰの成果を基にインタビューガイドの精錬および、インタビュー形式の検討を進め、データ収集の方法を再検討した。研究Ⅱのデータ収集方法をwithコロナ社会の即した方法に検討したことから、データ収集の開始が遅れている状況にある。しかしより対象の現状に即した方法で研究Ⅱを進めていく事が可能な状況になったと考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度の研究Ⅰの遅れを補い、その結果を研究Ⅱに反映するために時間を要したことが原因と考えられる。 研究Ⅱのデータ収集について、検討後の書式で協力施設への調整を進めていく。
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今後の研究の推進方策 |
データ収集の再検討が済んだこと、コロナ感染症の法的位置付け変更されたことから、今後データ収集を遂行していくことが以前よりスムースに進めていく事が可能になると考えられることから、当初の計画タイムラインに準じた研究の遂行が可能と考えられる。
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