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薬物依存症の回復支援と価値観の変容 ー当事者と看護職者の語りからー

研究課題

研究課題/領域番号 21K10758
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

寳田 穂  武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (00321133)

研究分担者 谷口 俊恵  武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (20757455)
夛喜田 惠子  岐阜保健大学, 看護学部, 教授 (50226966)
西山 直毅  武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (50897486)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワードアディクション / 薬物依存症 / 回復 / 看護 / 価値観 / 当事者 / 看護職者
研究開始時の研究の概要

本研究は、薬物依存症の回復や回復支援(看護)に及ぼす「価値観」の影響を追究するものである。追究するにあたっては、薬物依存症をもつ当事者および薬物依存症看護の経験を有する看護職者にライフストーリーインタビューを行い、回復や回復支援のストーリーを描きだす。そして、その描き出されたストーリーから回復や回復支援に対する認識や行動等と価値観の変化を考察し、回復支援(薬物依存症をもつ人への看護)への示唆を得る。

研究実績の概要

本研究は、「薬物依存症をもつ人と看護職者に、薬物依存症の回復や回復支援に関連するライフストーリー・インタビューを行い、ストーリーに包含される価値観やその変容の様相を描き出し、回復や回復支援に及ぼす価値観の影響について考察し、回復支援への示唆を得る」ことを目的としている。2023年度においては、フィールドワークおよびインタビュー調査を開始する予定であったが、インタビュー調査に至っておらず、計画が遅延している。
本年度においては、前年度から行っている「本研究の主要となる概念についての文献レビュー」を重ね、本研究がテーマとしている価値観と看護の関係についての示唆を得るため、レビューで明らかになった知見を、第17回日本慢性看護学会学術集会にて発表し、慢性病看護と価値観についての示唆を得ることができた。また、薬物依存症の回復支援には当事者・家族を含め他職種との連携が重用であることから、様々な領域の薬物依存症回復支援者が集まる民間団体大阪ダルク主催のアディクションカフェ'23Vol6にて、支援と価値観について発表し、参加者とのディスカッションを通し、本テーマの意義を確認した。
また、インタビュー調査においては、インタビュー調査の開始に向けて、インタビュー対象者へのアクセスを開始したところである。文献レビューについては、論文作成をすすめている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究テーマに関連する他の研究のまとめ(報告書の作成)に多くの時間を費やし、本研究の進捗が遅れることとなった。しかし、他の研究のまとめは、本研究の質を担保する上での重要な内容であり、優先順位として本研究が遅れることとなった。

今後の研究の推進方策

本研究におけるデータ収集であるインタビュー調査の準備はできており、遅れてはいるが着実に実施をすすめていく。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023 2022

すべて 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] アディクション支援と価値観2024

    • 著者名/発表者名
      寳田 穂
    • 学会等名
      民間団体 大阪ダルク アディクションカフェ’23 Vol6
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 「言いづらさ」を察することと援助/慢性の病いにおけるクライアント領域と「言いづらさ」をふまえた支援の在り方(交流集会)2023

    • 著者名/発表者名
      寳田 穂
    • 学会等名
      第17回日本慢性看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] Presence of shame in addiction recovery support:A review of national and international medical literature2023

    • 著者名/発表者名
      Naoki Nishiyama , Minori Takarada, Toshie Taniguchi , Keiko Takita
    • 学会等名
      26th East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] アディクション看護における 価値観についての理論的考察 ~A.H.マスロー理論の文献検討より~2022

    • 著者名/発表者名
      寳田穂、夛喜田惠子、谷口俊恵、西山直毅
    • 学会等名
      第32回 日本精神保健看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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