研究課題/領域番号 |
21K10764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
沼田 法子 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任助教 (10725253)
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研究分担者 |
松澤 大輔 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任准教授 (10447302)
久能 勝 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任助教 (20802573)
中川 彰子 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任教授 (70253424)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経性やせ症 / 回避・制限型食物摂取症 / 認知機能 / セット・シフティング / セントラルコヒーレンス / 思考スタイル / セットシフティング / anorexia nervosa / adolescent / set-shifting / central coherence / cognitive remediation |
研究開始時の研究の概要 |
ANは、思春期の女性に高率に発生し、 有病率は 0.3%から 1%と推定されている。強いやせ願望による厳格な食事制限から極端な低体重に陥り、身体的なリスクを招く。死亡率は 5-7%と非常に高く、 死に至る危険性があり、さもなければ、過食と嘔吐が慢性的に続き、社会生活が極めて困難となる。ANが過食嘔吐を伴う慢性化に移行するのは3年以内と報告されている。したがって、できるだけ早期に治療を導入する必要がある。そこで、AN患者にとって負担の少ない認知機能改善療法(Cognitive Remediation Therapy)が 認知行動療法導入への補助的療法となる可能性を考慮すべきであると考えた。
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研究実績の概要 |
やせを呈する神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者に対し、対面またはテレビ会議システムを利用した遠隔の認知機能改善療法(CRT)を通常診療に加えて実施する群(CRT群)は、通常診療のみの群(TAU群)と比較し、主要評価項目のWCST及び副次評価項目であるEAT-26、HADS、PedsQL、EQ-5D-5Lなどの有意な改善を探索的に検討することを目的とし、現在、神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の女性5名がエントリーしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
参加条件がBMIと罹病期間の制限により厳しくなり、エントリーまでいかない応募者も複数いた。そのため、リクルートが想定したいた通り進まなかったと考える。
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今後の研究の推進方策 |
リクルートが想定したいた通り進んでいないため、県内のクリニックなどに募集チラシを送付するなどの対策を行っている。引き続き、リクルートに力を注いでいく必要がある。
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