研究課題/領域番号 |
21K10771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
二本柳 圭 富山県立大学, 看護学部, 講師 (90457929)
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研究分担者 |
竹口 将志 富山県立大学, 看護学部, 助教 (40846169)
寺島 修 富山県立大学, 工学部, 准教授 (50570751)
寺内 英真 富山県立大学, 看護学部, 講師 (60377679)
下元 理恵 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 講師 (60553500)
桑子 嘉美 富山県立大学, 看護学部, 教授 (70258979)
池田 恵美子 四国大学, 看護学部, 教授 (90508590)
仲道 雅輝 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90625279)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 急性期人工呼吸器ケア / 自立学習支援 / 教育工学 / ICT教育 / WEBアプリケーション / 看護学生 / クリティカルケア |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、学士課程から始める急性期人工呼吸器ケアの自立学習のための教材プログラムを開発し、その効果を検証することである。その教材の特色は、情報端末を利用して、本人の学習意欲に合わせて、学習内容の深度を調節できる(モバイルラーニング)。自立学習できる。さらに学習効果を可視化できる点である。人工呼吸器学習に特化した学士課程からの学習プログラムはなく、世界的にも切望されている。人工呼吸器ケアの自立学習支援を看護学生から行うことは、生涯学習を可能にし、医療の高度化による人工呼吸器が進化しても、人工呼吸器装着患者のケアが安全安楽に行うこと可能とする、人工呼吸器ケアの質の保証をしていくことが期待できる。
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研究実績の概要 |
この研究は人工呼吸器が今後どのように進化しても、人工呼吸器に適応・応用可能な能力を身につけられる人工呼吸器ケアの自立学習プログラムの基盤を確立する。 今年度は、急性期人工呼吸器ケアの苦手意識の実態と学習教材開発のために、WEBアプリケーション(以下WEBアプリ)の試作品を完成させた。WEBアプリの特徴は、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードしなくても使用可能で、スマートフォンの機種等に依存しないため、利用者はダウンロード要件を気にすることがなく、作成者は、プログラミング言語も汎用性が高いものを使えて修正もしやすい。今回は、昨年度作成したWEBアプリのアップデート、前年度指摘があった問題数の減量に伴い内容の厳選をおこなった。
システム変更要件は、研究協力者のアンケートと学習教材データ収納先が二つあり、これらの断絶が起きないように、スムーズな手続きを可能にした。具体的には、①学習教材を外部サーバー内にWEBアプリが設置しやすい枠、Contents Management System:CMSで設置した。②研究同意および研究協力者の登録画面と、CMS内に教材作成を行い、同意・アンケート、学習活動の流れがスムーズとなった試作品が完成した。問題数については、当初予定の1/5量まで低下させたため、学習者のレジネス、学習目標、学習分野の構成バランスを含めて再検討を行った。
調査に向けて、研究対象者のプロモーション活動としてSNS(ソーシャルネットワークサービス)の準備とパンフレットを作成した。試作品のパイロット調査のため最終動作確認を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度、研究責任者が8か月間休職していたため、一部中断した。休職期間中、システム要件の開発を継続した。復職後は問題修正に取り掛かり、WEBアプリの試作品が完成した。予備調査開始のためWebアプリおよびアンケートの最終確認中である。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度はパイロットテストで本調査に向けての課題を明確化、教材システムの評価修正を行い、本調査に移行する。
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