研究課題/領域番号 |
21K10812
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 帝京科学大学 |
研究代表者 |
川副 樹 (田中樹 / 田中 樹) 帝京科学大学, 医療科学部, 講師 (00804189)
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研究分担者 |
宮城 純子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (60433893)
清野 純子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (80549973)
板橋 直人 帝京科学大学, 医療科学部, 講師 (80570275)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 美容医療 / 手術侵襲 / 心理 / 看護支援 / 患者心理 / 心理課程 / ダウンタイム |
研究開始時の研究の概要 |
昨今、美容医療の需要が増加している。プチ整形と呼ばれる治療で気軽に美容医療が受けられるようになった反面、施術後の経過において誰にも相談できず孤立するなど精神的な負担を抱えるケースも多い。日本では、美容整形をタブー視する文化があり、合併症が生じたり期待通りの結果にならなかった場合でも自己決定した結果だからとないがしろにされてきた背景がある。 そのため、美容医療を受けた患者へインタビュー調査を行い、周術期で体験する世界や心理過程を明らかにする。また、実際に美容医療に携わっている看護師にインタビュー調査を行い実際の支援との比較を行うことで、美容医療を受ける患者へ必要な看護支援を明確化する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、美容医療を受けた患者の周術期で体験する世界や心理過程を明らかにし、看護支援を明確化することである。昨今、雑誌やインターネット、マスメディアにおいて美容医療サービスに関する情報が公開されており、美容クリニック数も増加傾向にある。プチ整形と呼ばれる治療で気軽に美容医療が受けられるようになった反面、施術後の経過において誰にも相談できず孤立するなど精神的な負担を抱えるケースも多い。日本では、美容整形をタブー視する文化があり、合併症が生じたり期待通りの結果にならなかった場合でも自由診療の範囲のため自己決定した結果だからとないがしろにされてきた背景がある。そのため、美容医療を受けた患者の心理過程を明らかにすることで、必要な看護を明らかにし、心身ともに支援していく必要があると考える。 本研究の実施計画として、令和3年度は第一段階として美容医療を受けた患者の意思決定の背景からダウンタイムが明けるまでの体験や思いについてインタビューを行う。令和4年度は、第二段階として美容医療に関わっている看護師から実際行っている支援についてのインタビューを行う。令和5年度は、第三段階として美容医療を受けた患者の心理過程と看護の実際を比較し、必要な看護支援を明らかにすることとした。 令和5年度は、第一段階の美容医療を受けた患者の心理過程について論文化し、学会誌への投稿を行なった。令和6年6月頃に掲載予定となっている。 令和6年度は、美容医療に関わる看護師の看護実践を明らかにし、必要な支援を検討する。その後、論文投稿へと進める。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和5年度は、第一段階の続きである美容医療を受けた患者の心理過程について論文化し、学会誌への投稿に努めた。査読修正などに時間を要したため、第二段階である美容医療に関わっている看護師へのインタビュー調査が必要人数取れていない状況である。 令和6年度は、引き続きインタビュー調査を行い、学会誌への投稿を目指していく。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度は、令和5年度に引き続き美容医療に関わっている看護師に対して、実際に行なっている支援についてインタビュー調査を行っていく。対象者は理論的飽和を目指すため10名以上を予定している。現在、5名のインタビュー調査を終えているため、残り5名以上のインタビューが必要である。 看護支援内容については、令和5年度に投稿した美容医療を受けた患者の心理過程を参考にしながら検討を進めていく。質的分析の結果については、研究分担者との間で妥当性の検討を行なった上で学会誌への論文投稿を予定している。
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