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熟練看護職の実践知に基づく産後抑うつ状態の診断力育成プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10825
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関千葉県立保健医療大学

研究代表者

石井 邦子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (70247302)

研究分担者 川城 由紀子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (20337108)
北川 良子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (80555342)
川村 紀子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (90624809)
山崎 麻子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (50908910)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード産後抑うつ状態 / 看護診断 / シミュレーション学習 / プログラム開発 / 熟練看護職 / 産後ケア
研究開始時の研究の概要

本研究では、産後ケアの熟練看護職の産後抑うつ状態の診断プロセスにおける実践知を構造化し、産後抑うつ状態の診断力を育成するシミュレーション学習プログラム(PDSA育成プログラム)を開発する。このプログラムは、経験の浅い看護職の産後抑うつ状態の診断力を向上させ、産後ケアを担う看護職の量的・質的拡充の実現につながるとともに、臨地実習とシミュレーション学習の相乗効果による看護教育の普及を促進する。

研究実績の概要

本研究は、産後抑うつ状態の診断力を育成するシミュレーション学習プログラム(PDSA育成プログラム)の開発を目的とし、4つのプロジェクトで構成される。今年度は、昨年度に引き続き、[研究Ⅱ]PDSA育成プログラム試案の作成に取り組んだ。[研究Ⅰ]に基づき、プログラムの目標・内容・提供方法について、研究班会議と専門家の意見聴取を行った。
その結果、プログラムの改良点として、既存尺度や診断ツールを再断言活用すること、熟練看護職の実践知に関する講義を軸におくこと、オンライン講義とオンサイトグループワークを組み合わせること、介入効果はプログラム後の参加者の自己評価とすることを決定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

PDSA育成プログラム試案の完成に計画以上の時間を要した。その原因は、プログラムの目標・内容・提供方法にかかる計画変更が必要となったため、及び、PDSA育成プログラム試案の実施時期を吟味し、年度初めに設定したためである。1年間の研究期間延長が認められたことから、2024年度での研究の終結をめざしている。

今後の研究の推進方策

2024年度は、[研究Ⅲ]PDSA育成プログラム試案の実施・評価 と[研究Ⅳ]PDSA育成プログラム試案の修正を実施する。
[研究Ⅲ]の対象は、産後ケア未経験の看護職20名程度及び看護・助産学生20名程度である。プログラムは、産後うつの基本的知識と熟練看護職の実践知に関する講義(オンデマンド配信)、講義に基づくグループワーク(オンサイト)とし、プログラムの効果は、事前事後テストの比較、及び、看護職と看護・助産学生の比較により検証する。
[研究Ⅳ]では、産後ケアの熟練看護職2~3名及び看護教員2~3名による専門家会議を実施し、[研究Ⅲ]の結果を基にプログラム試案を評価し、修正する。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 熟練助産師の産後抑うつ状態の診断における観察の視点2022

    • 著者名/発表者名
      石井邦子 川城由紀子 北川良子 川村紀子 山﨑麻子
    • 学会等名
      第63回日本母性衛生学会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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