研究課題/領域番号 |
21K10839
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
室加 千佳 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (40616918)
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研究分担者 |
津田 聡子 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (20616122)
久保田 君枝 聖隷クリストファー大学, 助産学専攻科, 教授 (40331607)
小池 武嗣 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (70345495)
藤本 栄子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (80199364)
中村 典子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 臨床准教授 (50649358)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | NICU / 在宅移行 / 医療的ケア児 / ヘルスリテラシー / ICT / 家族 |
研究開始時の研究の概要 |
小児在宅は、疾患の多様化や複数の医療機器の保持等で複雑さが増す中、病院から在宅へスムーズな移行と在宅生活の継続的支援が必要不可欠となる。NICU在宅移行時の家族は、児のために入手した情報を理解し、評価しながらわが子の現在の健康状態に合わせて情報活用すること(ヘルスリテラシー)が求められる。そこで本研究は、ICTを活用しNICU在宅移行時における医療的ケア児のヘルスリテラシー向上プログラムの開発を目的とし、医療的ケア児と家族のQOL(Quality Of Life)の維持とスムーズな在宅生活の適応を目指すこととする。
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研究実績の概要 |
地域包括ケアシステムの推進により医療的ケア児の在宅移行が急増し、小児在宅は、疾患の多様化や複数の医療機器の保持等で複雑さが増す中、病院から在宅へスムーズな移行と在宅生活の継続的支援が必要不可欠となる。そこで本研究は、ICTを活用しNICU在宅移行時における医療的ケア児のヘルスリテラシー向上プログラムの開発を目的とし、医療的ケア児と家族が健康・医療情報を医療者に相談し協働しながら、医療的ケア児と家族のQOL(Quality Of Life)の維持とスムーズな在宅生活の適応を目指している。 本年度は、昨年度の医療的ケア児の母親への情報獲得の時期・場所・方法のアンケート調査の実施結果の分析から、NICUの小児在宅移行情報提供項目11項目のうち、在宅移行直後に情報を得られにくかった上位5項目に特化した、NICU在宅移行時における医療的ケア児のヘルスリテラシー向上プログラムの内容を共同研究者と共に精査・修正し、プログラムを開発した。プログラム内容として、ICTを用い、NICU病棟入院中だけでなく、在宅移行後の自宅でも実施できる内容とし、在宅移行後も医療的ケア児とその家族が安心して使用できる内容を目指し制作した。そして、プログラム内容の中の、動画視聴システムを開発した。動画内容は、以前実施したアンケート結果や5か所の小児在宅研修会に参加し得られた知見を包含した。動画視聴システムは、インターネット上で閲覧できるよう、ICTシステムエンジニアと共に作成した。その成果は、日本母性衛生学会にて学会発表を行った。今後は、NICUにて臨地調査を実施し、プログラムの評価を実施していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
NICUの小児在宅移行情報提供項目11項目のうち、在宅移行直後に情報を得られにくかった上位5項目に特化した動画視聴システムを開発するために、以前実施したアンケート結果の分析や5か所の小児在宅研修会に参加し、時間を要したため。また、本業の業務が多忙となり、研究時間を費やすことができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、NICUを有する周産期母子医療センターにて臨地調査を実施し、プログラムの評価を実施していく予定である。
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