研究課題/領域番号 |
21K10844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 福岡看護大学 |
研究代表者 |
飯野 英親 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (20284276)
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研究分担者 |
青野 広子 福岡看護大学, 看護学部, 講師 (50733870)
中村 加奈子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 准教授 (90584516)
永野 英美 福岡看護大学, 看護学部, 助手 (00946668)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | プラダーウィリー症候群 / 養育者 / 口腔ケア / プラダー・ウィリー症候群 / 口腔医療 / 外来看護 / トランジショナルケア / トランジション |
研究開始時の研究の概要 |
PWSの子どもの歯科口腔領域におけるトランジション医療に貢献するため、歯科口腔医療外来で看護師が果たす役割・看護機能を定め、標準化することを目指す。 これまでの欧米でのトランジション医療の報告は、医師による治療に関するトランジションが中心である。本研究は、日本の歯科口腔診療体制に応じたPWSのトランジション医療における看護機能を定める。そのために、看護師以外の歯科医師・歯科衛生士の口腔医療専門職に対するデルファイ調査を含めて、口腔歯科医療における看護師の役割・看護機能を定めようと取り組む計画である。
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研究成果の概要 |
プラダー・ウィリー症候群児(PWS)の口腔健康を目指して、外来の口腔ケア・医療におけるトランジション移行医療を適切に支援するために、PWSを養育する養育者が希望する外来における看護師の役割について調査研究を実施した。 対象の養育者は、母親5人、父親2人、平均年齢:53±4.8歳、現在も就業中の人4人,専業主婦3人。 PWS児の養育者が回答した語りの内容を分析した結果、看護師に期待される役割は【PWSの疾患特徴に基づき児の主体性を支える】、【看護師間、看護師と医師間で情報を共有して情報を歯科診療支援へ生かす】【外来診療での児の安全を守る】の3カテゴリーに分類できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PWS児が歯科診療を経験する際に、養育者が過去の受診経験から看護師に期待している役割が明らかになった。この結果を基に、PWS児にケアする外来看護師が準備した方が良い学習内容、継続教育に有益となる。
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