研究課題/領域番号 |
21K10848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
金泉 志保美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (60398526)
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研究分担者 |
阿久澤 智恵子 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70596428)
青柳 千春 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (10710379)
岡本 奈々子 (松崎奈々子) 東京医科大学, 医学部, 助教 (60761781)
柏瀬 淳 桐生大学, 医療保健学部, 助教 (80898990)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医療的ケア児等コーディネーター / 役割 / スキル |
研究開始時の研究の概要 |
医療的ケア児等コーディネーター養成研修の修了者を対象とした半構造的面接調査を行い、医療的ケア児等コーディネーターの役割実践の状況を明らかにする。調査結果から医療的ケア児等コーディネーターに必要と考えられる具体的なスキルの項目を抽出し、これらの項目を基に、全国の医療的ケア児等コーディネーター養成研修修了者を対象とした質問紙調査により、医療的ケア児等コーディネーターの役割実践に必要なスキルを明らかにする。
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研究実績の概要 |
医療的ケア児の数は年々増加している。医療的ケア児とその家族が地域で生活していくためには、地域の資源を適切に活用した支援が不可欠であり、子どもには発達支援や教育という視点も重要であることから多面的な支援が求められる。このような背景から、2018年度より新たに医療的ケア児等コーディネーター養成研修事業がスタートしたが、養成後のコーディネーターが実際にどの程度の実践ができているのかについて評価はされておらず、また、これらの役割を果たすために求められる具体的なスキルについても未確立である。 本研究は、医療的ケア児等コーディネーターの役割実践の状況を把握し、実践に必要なスキルを明らかにすることを目的として、二段階の調査で構成している。2022年度は、医療的ケア児等コーディネーターの役割実践の状況を明らかにすることを目的とする調査1を開始し、群馬、山梨、長野の3県において、医療的ケア児等コーディネーター養成研修修了者計17名を対象に面接調査を実施した。調査の内容は、医療的ケア児等コーディネーターとしての活動の実際と、「医療的ケア児等コーディネーターに求められる資質と役割」に示されている6項目について、実際に取り組んでいることや意識していること、感じていること等である。面接調査は次年度前半まで継続するとともに、逐語録から質的帰納的分析を行い、医療的ケア児等コーディネーターの役割実践において必要と考えられる具体的なスキル項目の抽出を目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初計画では、調査1の面接調査を2022年度末までとしていたが、目標例数に達しておらず、面接調査を継続する必要がある。
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今後の研究の推進方策 |
質的データの分析には時間を要するため、共同研究者間の連携を十分に図りながら進めていく。
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