研究課題/領域番号 |
21K10852
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
亀崎 明子 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80526913)
|
研究分担者 |
安達 圭一郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90300491)
矢田 浩紀 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80644442)
河本 恵理 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90718339)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 経口避妊薬 / 指導 / 性教育 / 10代 / e-learning / 避妊 / プログラム / 教育プログラム / 若年妊娠 / 人工妊娠中絶 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は「10代に向けたe-learningによる経口避妊薬教育プログラムの開発および効果検証」であり、以下の研究1~3で構成する。 【研究1】10代の経口避妊薬使用に関する国際比較(2021年度) 【研究2】10代における経口避妊薬の選択/非選択に関する研究(2021~2022年度) 【研究3】10代に向けたe-learningによる経口避妊薬教育プログラムの開発と効果検証 (2021~2023年度)
|
研究実績の概要 |
本課題では経口避妊薬に関する指導、経口避妊薬の使用・不使用に関する文献レビューを行った。 まず、日本における経口避妊薬の指導に関する文献レビューを行った。日本において経口避妊薬が解禁となった1999年から2023年までに発表された文献を対象として、医学中央雑誌、CINAHLを用いて文献検索を行った。キーワードは「経口避妊薬 and 性教育」、「経口避妊薬 and 指導」とした。その結果、経口避妊薬の使用意向や使用しない理由に関する調査、人工妊娠中絶後の避妊指導の際の経口避妊薬に関する指導や1施設における薬剤師による経口避妊薬の服薬指導に関する報告はみられたが、経口避妊薬について指導者や指導対象者を明らかにし、経口避妊薬のどのような点について指導しているのか明らかにした報告は見あたらなかった。 次に、経口避妊薬の使用・不使用に関わる要因の検討のための調査に向けて文献レビューを行った。経口避妊薬の使用しない理由に関する報告は散見したが、使用に至る要因については十分な調査が行われているとは言い難いと考えられた。経口避妊薬の使用に関わる要因を明らかにすることは、経口避妊薬についての理解を高め、経口避妊薬の利用の促進にもつながると考える。助成期間中には質問項目の抽出にとどまってしまい、調査の実施に至らなかったため、2024年度中に「経口避妊薬の使用・不使用に関わる要因の検討」に関する調査をひき続けて実施する計画である。
|