研究課題/領域番号 |
21K10862
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
中富 利香 東邦大学, 医学部, 博士研究員 (20347066)
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研究分担者 |
與田 仁志 東邦大学, 医学部, 特任教授 (90589053)
加部 一彦 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (30201437)
増本 健一 東邦大学, 医学部, 准教授 (50385415)
北川 明 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (20382377)
斉藤 敬子 東邦大学, 医学部, 助教 (20589056)
天野 里奈 東邦大学, 看護学部, 助教 (90459818)
田邊 直行 湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 准教授 (10269532)
西村 あをい 湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 教授 (60352689)
水書 教雄 東邦大学, 医学部, 助教 (80527945)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 早産児 / 父親 / 育児支援 / 父子手帳 / パートナーシップ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、早産・低出生体重児の父親の特性を踏まえ父親と医療者とのパートナーシップに基づく父子手帳を開発し、その効果を検証するものである。全体の概要として以下Ⅰ~Ⅲを挙げる。4年間で以下を達成する。 Ⅰ.早産・低出生体重児がNICU入院時から退院1か月後に至るまでの父親の育児に関連する不安とストレス特性、求めている情報と医療者へ期待 することについて明らかにする。 Ⅱ.NICUに従事する医師・看護師、および保健師が期待する父親の育児参加の在り方について明らかにする。 Ⅲ.Ⅰ、Ⅱで明らかにした内容を解析し父子手帳の開発およびその効果を検証する。
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研究実績の概要 |
昨年度作成した早産児の父親へのアンケート調査票、及び父親へのインタビューは未だコロナ禍の影響により面会制限が継続し、回答が得られていない状況にある。 一方、NICUに従事する医師・看護師・保健師へのインタビューは昨年度作成したガイドラインに沿って進められており、対象予定数20名のうち10名まで進められている。10名の分析は分析のテーマである「医療従事者が期待する早産児の父親の育児参加の在り方」に沿って関連する①~⑧について内容分析法を用いて因子を抽出した。 現段階で抽出された因子は①早産児の父親への関心度について「関心をもたないといけない」「母親と同様の関心度」「注目すべき」②早産児の父親への関りで困難に思うことについて「どうかかわるべきかよくわからない」「考えたことが無い」③「早産児の父親と母親への関わり方の違い」について「母親と同様の関わり方」「母親より関われない」「差はない」④早産児の父親への支援の目的について「父親の自立」「家族が健康であるため」「妻への配慮の必要性のため」「父親独自のストレス緩和」「父親役割の促進」⑤父親への支援の充足について「不十分」「足りない」「独自の支援が無い」「検討しないといけない」⑥早産児の父親の特徴「他人事」「子どもとの距離感がある」「熱心さと無関心さの格差あり」「妻任せ」⑦早産児の父親に必要な情報「「子どもの状態」「子どもの発達」「退院後の生活」「妻の健康状態」「母乳の大切さ」⑧早産児の父親支援の課題「父親のストレスへの理解」「妻とのパートナーシップの在り方」「父親の自己効力感」であった。今後も予定数までインタビューを継続し分析を重ねていく。また、早産児の父親へのインタビューとアンケート調査は協力施設を拡大して進めていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度の体調不良が引き続き、コントロールしながらの実施となっているが、研究分担者の協力により遅れていながらも着実にデータ収集は進められてきている。
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今後の研究の推進方策 |
研究分担者の協力により研究協力施設を拡大し、データ取集と分析を今年度の秋までに終了する。年度末までに分析結果から父子手帳の構造化を検討する予定である。
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