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両親対象の妊娠期から産後まで切れ目ない育児プログラムのオンライン実施と介入効果

研究課題

研究課題/領域番号 21K10884
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

石井 佳世子  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (40336475)

研究分担者 後藤 あや  福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 特任教授 (00347212)
吉田 和樹  医療創生大学, 看護学部, 准教授 (10738363)
津富 宏  静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (50347382)
佐々木 美恵  埼玉学園大学, 人間学部, 教授 (50458238)
渡邉 一代  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (70622322)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード産後うつ / 夫婦 / 育児支援 / 共感 / 介入プログラム / 妊娠期 / 育児支援プログラム / オンライン
研究開始時の研究の概要

本研究は両親を対象とした妊娠期から産後までの切れ目ない育児支援プログラムをオンラインで実施し、3つのグループに分けることにより、産前産後の育児支援プログラムの介入効果を確認することを目的としています。これまで研究にご協力いただいた育児支援団体と協働し、参加者に都合のよい日を選んでいただき、妊娠期と産後に3回に分けてオンラインプログラムを実施します。プログラムの前後でアンケートを実施し、アンケート内容を比較することで、プログラム効果は内容全体にあるのか、資料の郵送のみでも効果があるのかを確認します。その後、参加者の特性に合った妊娠期から産後までの育児支援プログラムの効果について公表します。

研究実績の概要

本研究は、両親を対象とした妊娠期から産後までの切れ目ない育児支援プログラムをオンラインで実施し、対照群を設けることにより、産前産後の育児支援プログラムの介入効果を確認することを目的としている。
令和5年度は7月9日に7組、7月17日に4組、7月29日に2組の合計13組の夫婦に妊娠中のプログラムを実施した。そのうち、研究の同意が得られた夫婦は7組であった。オンラインによるプログラムであったためか、対面による話し合いと比較して間が取りにくく話し合う内容に深まりが出なかったことが課題となった。また、もう少し話し合いの時間を増やしてほしいという意見も聞かれた。
その後、産後にかけて参加を呼びかけ、1月28日に産後のプログラムを実施したが、妊娠期からの継続者は1組、産後のみの参加者は3組であった。
今後は、6月2日に第2回目の産後のプログラムを実施予定である。
その他、8月に愛知県ウィンクあいちにおいて、「産前子育て教室をすべての親に」というテーマで話題提供を行った。さらに、11月に第29回日本子ども虐待防止学会で「産前から夫婦そろっての親準備教育による児童虐待予防を考える」というタイトルで、シンポジストとして参加した。現在は東北大学のコペアレンティングプログラムと共感セッションを融合し、モジュール版プログラム開発中である。本シンポジウムにより、関西地方の育児支援団体の方2団体や愛知県議会議員とのつながりもでき、zoomを使って本プログラムの実施に関するミーティングを行ったところである。本プログラムの参加者募集にもご協力をいただいている。また、福島県郡山市の育児支援団体では、本プログラムを団体に所属している支援者に向けて実施したところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

支援団体にも協力していただいているが、対象者が思ったよりも集まらず、対照群を設けて実施するのが難しい状況である。

今後の研究の推進方策

協力してくれる支援団体はしだいに増えているが、さらに今年度の学会で協力団体の参加をよびかけたいと考えている。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2024 2023 2021

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 報告 妊娠中からの育児支援プログラム参加者を拡大する試み2023

    • 著者名/発表者名
      石井 佳世子、渡邉 一代、津富 宏、佐々木 美恵、齋藤 麻友佳、太田操、柴田 俊一 、後藤 あや
    • 雑誌名

      日本母子看護学会誌

      巻: 16 号: 2 ページ: 34-46

    • DOI

      10.11477/mf.7011200123

    • ISSN
      1882-2495
    • 年月日
      2023-02-01
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 性別役割分業観ならびに母親からのソーシャルサポートと父親の育児参加との関連2023

    • 著者名/発表者名
      岩佐 一, 石井 佳世子, 吉田 祐子
    • 雑誌名

      日本公衆衛生雑誌

      巻: 70(2) ページ: 112-123

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 看護大学生への夫婦間の共感性を高める育児支援プログラムの模擬体験実施とその効果2021

    • 著者名/発表者名
      石井 佳世子, 渡邉 一代, 後藤 あや
    • 雑誌名

      福島県立医科大学看護学部紀要

      巻: 23 ページ: 27-33

    • NAID

      120007018899

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 妊娠期から育児を考えることの大切さを教育するプログラム2024

    • 著者名/発表者名
      石井佳世子
    • 学会等名
      日本子ども虐待防止学会第29回学術集会滋賀大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 「共感セッション」ーもうすぐ赤ちゃんがやってくるー2024

    • 著者名/発表者名
      石井佳世子
    • 学会等名
      産前子育て教室制度化推進全国ネットワーク事務局
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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