研究課題/領域番号 |
21K10896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
佐藤 郁美 新潟医療福祉大学, 看護学部, 助教 (20830566)
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研究分担者 |
神藏 貴久 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (00804329)
谷 賢太朗 新潟医療福祉大学, 医療経営管理学部, 助教 (40758322)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 乳児 / 応急手当教育 / 看護学 / 出産準備教室 / 教育システム / 乳児応急手当 |
研究開始時の研究の概要 |
乳児救命のためには,子どもを迎える前の親を対象とした乳児応急手当教育が重要であるが,本邦の出産準備教室では教育システムが確立されていない. そこで本研究では,①出産準備教室に付加できる乳児応急手当教育システム及びセルフ学習教材(アプリ)を開発してその妥当性を明らかにし,②開発した教育システム及びセルフ学習教材によって乳児を持つ親が必要な知識・技術を習得できるかを検証する.これにより,既存の出産準備教室に付加できる乳児応急手当教育システム及びセルフ学習教材を確立し,夫婦でともに取り組む育児(コペアレンティング)の促進と乳児救命率の向上へと発展させ,広く国民に還元することを目指す.
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研究実績の概要 |
前年度、作成した乳児の心肺蘇生支援及び応急手当教育を行うiPhoneアプリと教育プログラムを用いたプレ検証を実施する予定であったが、Covid-19により対象者の募集が困難であり、実施に至らなかった。そのため、チーム内でアプリと教育プログラムを再検証し、対象者にとってより「分かりやすく」「使いやすい」ものとなるよう、見直しを図った。 現在、本邦で流通している、こども救急に関するWEBサイトやアプリと差別化を図るため、アプリに搭載する機能の見直しから、構成・内容について精査し、改善を図っている最中である。具体的に、開発当初は[学習モード]と[実践モード]を搭載し、[学習モード]では、窒息などの場面における一つ一つの応急手当法の具体的な解説を、[実践モード]では、実際に事故が起きた時にも、支援アプリとして活用できるものを作成していた。しかし、実際に事故が起きた時、アプリを起動させ[実践モード]を起動させることは、現実的でないため、[学習モード]の段階から時系列でポイントを押さえた教育が必要と考え、再構築を図っている。また、昨年作成した映像教材について、胸骨圧迫実施時の圧迫深度が分かりにくいことが判明したため、実施者目線での映像に加え、側面から捉えた映像の作成と、効果的な字幕の内容について、検討を進めている。最後に、教育プログラムについては、実際に乳児をもつ父親からヒヤリングを実施し、講義内容のニーズを確認した。この結果を踏まえ、講義・演習内容と時間配分とについて見直しを図っている最中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
アプリ開発と教育プログラムの再構築が必要となったため、やや遅れていると判断する。
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今後の研究の推進方策 |
今年度中に、アプリと教育プログラムを完成させ、プレ検証を実施する。検証結果は、学会発表にて公表していく予定である。
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