研究課題/領域番号 |
21K10908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
中込 さと子 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (10254484)
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研究分担者 |
徳武 千足 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (00464090)
芳賀 亜紀子 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (10436892)
鮫島 敦子 信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (50759363)
金井 誠 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60214425)
豊岡 望穗子 信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (90865643)
河内 浩美 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (60387321)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アボーションケア / セクシュアルリプロダクティブ・ヘルス/ライツ / 人工妊娠中絶 / セクシャルリプロダクティブヘルス・ライツ / 修正版グランデッドセオリーアプローチ / Abortion care / りリプロダクティブヘルス・ライツ / 助産師 / リプロダクティブヘルス・ライツ |
研究開始時の研究の概要 |
Abortion Careは人道的に行われるべきものである。本研究は、看護職者がもつAbortion Care に対する認識の実態を明らかにし、安全な中絶のための臨床実践の手引き(WHO,2014)に基づき「中絶前・中・後のケア方法」を作成し、Reproductive health&rightに基づくAbortion careに関する看護教育プログラム案を作成し、普及する。
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研究実績の概要 |
研究1 日本人のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(RHR)の普及度と予定外の妊娠をめぐる医療体験の実態調査結果を公表した。調査は20代以上の日本人男女を対象とし,2021年12月~2022年1月にWEB調査を行った.調査内容は,対象者の背景,RHRと性に関する知識,RHRに関する対処行動,予定外の妊娠相談と人工妊娠中絶の医療体験とした.量的データは記述統計量を算出し,質的データは内容分析を行った.有効回答数は女性367名,男性368名であった.RHRを「内容まで知っている」と答えたのは女性11.4%,男性3.0%.性に関する知識の情報源はインターネットが最多であり、8割が自身の性の知識が正確か自信がない・わからないと回答した.避妊法を女性が決める・女性の意思を尊重すると回答したのは,女性30.0%,男性24.5%であった.産む決め方は,自分(女性)自身が45.2%,パートナーと2人が43.6%と同比だったが,産まない決め方は,パートナーと2人が48.8%に対し,自分(女性)自身が24.0%と低値であった.女性と男性共に6.8%が過去に中絶を体験し,予定外の妊娠をして受診相談に至った経験は、女性14.7%,男性12.8%がもっていた.男女共に,医療者の対応によって傷つく体験をしており,医療者は相談者を否定せず話を聴き,優しく接し,正確な情報を提供するのを求めていた.以上から医療者へのRHRに基づくケアを普及することが急務であり,対象のRHRを擁護する認識を高める必要がある. 研究2 研究1で面接調査の協力の意向を表明した男女にオンラインを用いた半構成型面接での語りの分析を行っている。 研究3 日本の子宮内掻爬術が主流の環境における助産師のアボーションケアプロセスを記述した。研究方法はM-GTAで分析している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
第1~3研究の分析に時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
研究1~3の結果に基づき、望まない妊娠をした女性とそのパートナーへの尊厳あるケアプログラムを作成し、パイロット・フィールドスタディを行う予定である。
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