研究課題/領域番号 |
21K10920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
井上 千晶 島根県立大学, 看護栄養学部, 教授 (80413491)
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研究分担者 |
大平 光子 周南公立大学, 人間健康科学部設置準備室, 教授 (90249607)
橋本 由里 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (00423228)
中谷 陽子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20817530)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 母子相互作用 / スマートフォン / 授乳 / ボンディング / 視線 / 母親 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,ネオデジタルネイティブ世代とも言われる25歳以下でスマートフォン依存傾向のある母親の授乳時のスマートフォン使用と母子相互作用の関連を明らかにすることを目的とする。私たちがこれまでに明らかにしてきた,授乳時のスマートフォン使用と母子相互作用の特徴を踏まえ,母親がスマートフォンを過度に使用する傾向にある場合の授乳時のスマートフォン使用と母子相互作用の関連を母子の行動及び母の視線から明らかにすることを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究では,ネオデジタルネイティブ世代とも言われる25歳以下でスマートフォン依存傾向のある母親の授乳時のスマートフォン使用と母子相互作用の関連を母子の行動及び母の視線から明らかにすることが目的である。現代を生きる母にとってスマートフォンは生活の一部となっており,母が社会とつながる手段でもある。孤立しがちな生後早期の乳児の母親が社会とつながる手段としてのスマートフォン使用を両立させていくための支援方法の検討に有用なエビデンスを導くと考える。 当該年度は、実施に向けた準備を行った。新型コロナウイルス感染症対策としての移動や活動の制限は緩和されたが、研究施設内でのマスク着用が継続して義務づけられていることなどから日常生活における授乳を調査する本研究へ影響が大きいと考えられること、マスクの着用により母の視線測定や母の表情の観察を含む授乳時の観察調査が困難であることから研究実施の延期が妥当と判断した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症対策としての移動や活動の制限は緩和されたが、研究施設内でのマスク着用が継続して義務づけられていることから、日常生活における授乳を調査する本研究へ影響が大きいと考えられる。また母の視線測定や母の表情の観察を含む授乳時の観察調査が困難であることから研究実施の延期が妥当と判断した。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症による日常生活への影響が緩和されたと判断し、インターネットを用いたアンケートによる全国調査を実施し、対象年代(25歳以下)の母集団の現状把握を行う。研究施設でのマスク着用が任意となるため授乳時の観察調査も開始する。観察調査では、安全環境の確保として健康観察を行った上で実施する。観察調査の対象者は20~25組を予定していたが、対象母子の安全、心情を優先とし研究実施施設および地域で求められる感染対策方針等を踏まえ柔軟に対応する。
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