研究課題/領域番号 |
21K10936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
浜田 佳代子 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 准教授 (90457383)
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研究分担者 |
中塚 幹也 岡山大学, 保健学域, 教授 (40273990)
関屋 伸子 宮崎大学, 医学部, 教授 (60443892)
前田 長正 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (60229309)
渡邊 理史 高知大学, 臨床医学部門, 助教 (50587532)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | Mother Generated Index / 認知面接 / 文献検討 / 妊産婦QOL / 尺度翻訳 / 認知的問題 / 妊産婦 / 個別的QOL / アセスメントツール |
研究開始時の研究の概要 |
少子化や核家族化を背景とした母親の育児の孤立や産後うつ、児童虐待等の社会的問題が深刻化しており、妊産婦への手厚い支援が求められている。支援を行う際は、妊産婦個々人が生活においてどのような価値観をもち、どのような事を必要としているのかという個別的なQOLを継続的に把握することが不可欠である。英国で作成されたMGIは、妊産婦個々人の多様なQOLに対応できる形式をもち、世界各国で翻訳されている。本研究では、日本版MGIを作成し、妊産婦の個別的なQOLを継続的にアセスメントするツールとして標準化する。これにより妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない母子支援の質向上を実現する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援の質向上を図るために、英国で作成されたMother Generated Index(以下、MGI)の日本語版を作成し、日本人妊産婦の個別的QOLを継続的にアセスメントするツールとして標準化することである。令和5年度の計画は、日本語版MGIの言語検証と尺度特性・解釈可能性の検討、及び日本人妊産婦の重要なQOL領域の分析を行うことであった。 令和5年度に実施した内容は、認知面接に関する文献検討及び実施手順の設計であった。認知面接は、質問‐応答過程の思考プロセスを調べ、回答エラーを引き起こす可能性がある質問を特定し、問題発生のパターンを探索する上で有用であり、異文化間ツールの妥当性を高めるために活用できる。その方法論に基づく面接及び分析の実施手順を設計した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究者のその他の業務の多忙により調査の実施が困難であった。
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今後の研究の推進方策 |
研究分担者を追加し調査の円滑な遂行を図る。また横断調査を併用し調査期間の短縮を図る。
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