研究課題/領域番号 |
21K10939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
下道 知世乃 横浜市立大学, 医学部, 助教 (30845962)
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研究分担者 |
朝倉 美奈子 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 助教 (40787123)
筒井 真優美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 名誉教授・客員教授 (50236915)
佐藤 朝美 横浜市立大学, 医学部, 教授 (50384889)
藤塚 真希 横浜市立大学, 医学部, 助教 (80805888)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | きょうだい / 生命を脅かす病気 / ニーズ / 看護援助 / 学童思春期 / 支援モデル |
研究開始時の研究の概要 |
生命を脅かす病気をもつ病児のきょうだいは、親の注意が病児に向きやすく、不安、憤り、嫉妬等を感じることがある。学童思春期のきょうだいは成長と共に家事や病児へのケアに協力できるようになる分、学業に集中できず自己肯定感の低下や疎外感をもつこともある。看護師は、きょうだいへの支援の必要性を認識しているが、面会制限などから十分に支援をできないことある。そこで、本研究はフィールドワークを通して「生命を脅かす病気をもつ病児のきょうだいが学童思春期に望む支援」の構成概念を特定し、それらを加味した支援モデルを構築することを目的とする。きょうだいの望む支援が行われることで、子どもの最善の利益を守ることにつながる。
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研究実績の概要 |
本研究はフィールドワークを通して「生命を脅かす病気をもつ病児のきょうだいが学童思春期に望む支援」の構成概念を特定し、それらを加味した支援モデルを構築することを目的である。今年度は国内文献の検討、きょうだい支援の予備調査を行った。国内文献は子どものニーズと看護援助について検討を行っており、発表する予定である。今後海外文献を含めたきょうだいのニーズに沿った支援について文献検討、概念分析を行う。 また予備調査ではきょうだい支援の場に参加し、きょうだいの言動や表情、看護師のかかわりについて観察を行った。また、フィールド調査を実施し、子どものニーズに沿った援助について観察、インタビューを行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
予備調査としてフィールドワークを行ったが、きょうだい支援がCOVID-19により対面開催がされておらず十分な調査結果が得られていないため。
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今後の研究の推進方策 |
国内文献だけでなく海外文献も含めて、きょうだいが望む支援について概念分析を行う。 フィールドワークは継続し、きょうだい・看護師へのインタビューの実施していく。
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