研究課題/領域番号 |
21K10987
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
野島 敬祐 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (70616127)
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研究分担者 |
築田 誠 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (40617594)
本田 順子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (50585057)
平岡 華奈江 京都橘大学, 看護学部, 助手 (80877960)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | シミュレーション教育 / オンラインシミュレーション / 訪問看護師 / デジタル模擬患者 / 家族看護学 / 訪問看護 / 家族看護 |
研究開始時の研究の概要 |
家族の多様化によって、訪問看護師は家族への対応やニーズに合わせた看護支援に困難感を抱いているという報告が多くある。しかし訪問看護師は病院看護師に比べて研修の機会が圧倒的に少なく、訪問看護ステーションのような小規模組織では容易に受講できない現状があることから、訪問看護師を対象とした家族看護実践能力を向上させる方策が急務である。2020年のCOVID-19の拡大に伴い、オンライン技術を活用した教育が行われるようになり、本研究では場所や時間に関係なく受講できるオンライン技術を用いた訪問看護師向けの家族看護学習プログラムの開発することで、質の高い地域包括ケアシステムに貢献することを目指す。
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研究実績の概要 |
オンラインシミュレーション教材を活用した学習者の訪問看護実践能力の一部、向上したことが明らかになった。また、学習意欲を高めたという意見もみられた。 また、訪問看護師向けのオンラインシミュレーション教材として、デジタル模擬患者を活用した。ゲームクリエイターで患者を作成し、モーションキャプチャを使用することで作動させた。これにより、リアリティのあるコミュニケーションのやり取りが可能となり、学習者が没入感をもって学習に取り組むことが出来る。βテストを実施し、その成果をInternational family nursing conferenceで発表し、World Journal of Advanced Research and Reviewsに論文投稿を行った。今後は学習プログラムのパッケージ化し、拡大普及していくことを目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
感染症拡大によって規制が強くなった訪問看護ステーションとのやり取りに時間が掛かったため
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今後の研究の推進方策 |
ユーザビリティ向上のため、今後は学習プログラムをパッケージ化していく必要がある。そのため、さらなる研究費の獲得により、専門家と共同して、普及をめざす。
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