研究課題/領域番号 |
21K10996
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
永田 千鶴 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50299666)
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研究分担者 |
田中 愛子 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10285447)
清永 麻子 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (40759693)
北村 育子 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (70310034)
松本 佳代 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (70452878)
村瀬 美香 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (00761280)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | エイジング・イン・プレイス / 地域密着型サービス / 看取り / 教育プログラム / 評価 / 認知症高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、地域密着型サービスでの看取りを促進するために、地域ベースの看取り支援体制を構築し「エイジング・イン・プレイス(今いる場所で最期まで)」の実現を目指す。 職員の看取り満足度と職務満足度を高め、質の高い看取りを促進するために、在宅医や介護事業所を広範囲に結び、多様なニーズに応じた身近でタイムリーに参加できる研修プログラムを考案し、オンラインで提供する。提供したプログラムを Kirkpatrikの4レベル評価モデルや、看取り満足度および職務満足度指標を使用してその効果を明らかにする。これら教育研修プログラム開発過程を通し、多職種ネットワークを基に地域ベースの看取り支援体制の構築を試みる。
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研究実績の概要 |
地域密着型サービスでの看取りの学習会を実施するに当たり、これまでの調査研究の結果を踏まえ、介護事業所での看取りであっても緩和の技術が必要だとする家族や専門職の意見、看取りの件数が多い事業所の看護職の職務満足度が低い現状の詳細な調査、コロナ禍でも持続可能な教育研修プログラムの検討を本研究の課題として取り組んでいる。 2021年度に介護老人保健施設1事業所の職員を対象に、レクチャーにがん看護専門看護師による「疼痛緩和や症状緩和のポイントと介護事業所への期待」をプログラムに入れてオンラインで実施し、研修の効果を測る複数の指標と職務満足度を測る指標による評価を試みた。 2022年度は、2021年度で得たデータを分析し、第46回日本死の臨床研究会年次大会(2022年11月26日)で「介護老人保健施設における看取り教育研修プログラムの実践」をポスター発表するとともに論文投稿を試み、掲載が決定した。一方で、富山県グループホーム連絡協会主催の研修に取り上げてもらい、総勢40名の参加者を得て、オンラインで実施し、研修前、研修直後、研修3か月後のデータを得た。現在、得られたデータの入力を終え、プログラムのフォーカスグループディスカッションにおける発言内容を逐語に起こし、共同研究者間で分析中である。2022年度は多様な事業所から参加していることもあり、事業所の看取りの実情は様々で、データ分析に苦戦している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究は、1.介護老人保健施設対象、2富山県グループホーム連絡協会対象、3.山口県宅老所・グループホーム協会対象の3段階の研究を対象としており、2022年度までに1.2は終了し、3についての準備を始めた。
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今後の研究の推進方策 |
本来、地域密着型サービス事業所主体で「看取りの学習会」を実施してほしいと考えており、今年度ようやく山口県宅老所・グループホーム協会の理事数名に実行委員として加わってもらった。 フォーカスグループディスカッションのファシリテータとしての役割も担ってほしいと考えている。
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