研究課題/領域番号 |
21K11031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
田井 雅子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (50381413)
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研究分担者 |
土岐 弘美 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (40314926)
藤代 知美 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (60282464)
中平 洋子 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (70270056)
畦地 博子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80264985)
瀧 めぐみ 高知県立大学, 看護学部, 助教 (80806026)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 認知症をもつ人 / 認知症をもつ人の家族 / 家族の伴走 / 家族看護 / 家族看護援助モデル / 看護援助モデル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、認知症の人と家族が認知症の人の脆弱性と変化の過程を受け入れながらも、認知症の人の力を活かし、家族として共に歩み、家族としての健康と生活の調和を保つ家族の在り方、関わりを「家族の伴走」と捉える。そして家族と看護者への面接調査と、看護者へのグループインタビューを実施し、『認知症の人と家族の家族の伴走を支援する家族看護援助モデルの開発』を行う。アクションリサーチ法を用いて認知症の人の家族に対して看護援助モデルを活用して援助を実践し、モデルの実用性と有用性を評価する。
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研究実績の概要 |
本研究は認知症の人と家族の家族の伴走を支援する家族看護援助モデルを開発することである。これまでに認知症をもつ人の家族の体験、伴走の概念および伴走型支援の概念について文献検討を実施し、認知症の症状の進行と認知症の人の家族や介護者に対する支援・看護援助について整理した。それらを踏まえて本研究における認知症をもつ人と家族の「家族の伴走」を定義し、家族を対象とする研究と看護職者を対象とする研究を計画した。家族に対しては、認知症をもつ人の脆弱さへの関わりや認知症をもつ人が有している力を活かす関わり、家族の健康や生活をどのように整えているのか、などについて半構成的面接による調査を計画した。また、認知症をもつ人や家族への支援を行った経験のある病院や施設、地域の看護職者を対象に、認知症の人と家族の「家族の伴走」を支援するために実施した援助、「家族の伴走」を援助する上での困難や課題などについて、半構成的面接調査を計画した。2つの面接調査について、施設等への研究協力依頼、研究協力者への面接調査を順次進めている。データ収集が遅れているため、現時点では分析結果を示せる段階に至っていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
倫理審査の申請並びに承認を得るまでが予定より遅れ、研究の依頼、データ収集が現時点で進行中であり、分析結果のまとめまで至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
順次研究依頼、データ収集を進めており、今年度前半にはデータ収集を終え、データ分析に移行するよう、研究分担者との定期的なミーティングを実施し、連携を密にして取り組む。
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