研究課題/領域番号 |
21K11049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
陶山 啓子 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (50214713)
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研究分担者 |
小岡 亜希子 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (50444758)
藤井 晶子 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (00805624)
田中 久美子 四條畷学園大学, 看護学部, 教授 (00342296)
中村 五月 (形上五月) 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 准教授 (40549317)
吉田 美由紀 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (80866442)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 排泄ケア / 高齢者 / 施設連携 / 情報共有 / 施設間連携 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、高齢者のケアの場が急性期から回復期、回復期から慢性期(施設や在宅)へと移転する際に、排泄に問題が生じやすい事例の特徴は何か、施設間でどのような情報共有・協働があればよいかを明らかにする。その結果をもとに、施設間連携・協働に必要なツールとしてスクリーニングシートや情報共有シートを作成し、活用方法を立案する。それらを実際に事例に適用することで、効果を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究では、排泄障害を有する高齢者の治療・ケアを提供する施設間で、効果的、効率的な情報共有と協働を可能にするシステムを考案することを目的としている。 排泄ケアの連携が必要なケースとして、脳卒中患者の排泄に焦点をあてることとした。脳卒中患者は中枢神経系の障害による尿閉、排尿筋過活動等などの下部尿路機能の障害や片麻痺による排泄動作の障害等多くの問題を抱えている。さらに、急性期病院での治療後、回復期リハビリテーション病院への入院を経て、施設や自宅への生活の場の移転があり、施設間連携の必要性が高いと考えた。また、移転の中間に位置する回復期リハビリテーション病院では機能の回復が期待されることから、回復期リハビリテーション病院に入院する脳卒中後の高齢患者を対象に、排泄機能の変化と変化に関連する要因を調査することとした。 調査項目は、排泄方法、下部尿路機能、動作能力、認知機能等とし、入院時・退院時のデータを比較するとともに、入院中の排泄援助方法の変化や機能が向上した要因などを調査する予定で、研究計画書を作成している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初、施設間の移転に伴い生じる高齢者の排泄の課題や共有が必要な情報を把握するために、インタビュー調査を実施する予定であったが、ケースが多様であるため、対象者の絞り込みや研究計画立案に時間を要したため。
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今後の研究の推進方策 |
回復期リハビリテーション病院での入院時、退院時の排泄機能、排泄方法の改善がどのような要因によって生じているのか、調査研究の結果を分析し明らかにすることで、施設間ン連携に必要な情報を抽出する。
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