研究課題/領域番号 |
21K11070
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
金谷 志子 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (00336611)
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研究分担者 |
和泉 京子 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (80285329)
川井 太加子 桃山学院大学, 社会学部, 教授 (70441102)
松井 菜摘 武庫川女子大学, 看護学部, 講師 (90806803)
枝澤 真紀 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (70911808)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | フレイル / 住民主導型 / 地域活動 / 活動モデル / 住民主導型地域活動 / 通いの場 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では5カ年計画の研究であり、フレイル予防のための住民主導型地域活動の持続可能な活動モデルを開発することを目指す。研究は3段階から展開し、第1段階で地域活動の実態把握と課題抽出、第2段階でプログラムの考案、第3段階でプログラムによる介入と効果の検証し、活動モデルを完成させる。
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研究実績の概要 |
フレイル予防を推進していく上で住民主導の地域活動は必要不可欠な社会資源の一つである。新型コロナウイルス感染症の流行下で地域活動は休止や縮小され、現在は大部分の地域活動が再開されているが、活動自粛が長期に及んだことから活動形態等に課題が生じ、フレイル予防のための地域活動に対する持続可能性への危機感が高まっている。今後、新たな感染症拡大、自然災害など想定外のリスクや健康危機に順応できる、持続可能性を意識したフレイル予防の地域活動づくりが緊要な課題となっている。そこで、フレイル予防のため住民主導型地域活動を将来にわたって持続可能な活動とするために、順応性が高く、多様な状況にも対応可能な活動モデルの構築が課題である。 本研究はフレイル予防のための住民主導型地域活動の持続可能な活動モデルを開発することが目的である。研究計画は5か年計画で、第1段階で地域活動の実態把握と課題抽出、第2段階でプログラムの考案、第3段階でプログラムによる介入と効果の検証し、活動モデルを完成させる計画である。第1段階では、住民主導の地域活動の運営の実態把握と住民主導の地域活動の持続可能性の課題を抽出するため、フレイル予防のための地域活動の運営リーダーを務める住民を対象に、面接調査と質問紙調査を実施した。面接調査では、新型コロナウイルス感染症流行下の活動継続のプロセスと流行下に活動を継続したグループでは、グループ活動の意義を再認識や住民同士のつながりの維持など活動継続の効果を明らかにした。質問紙調査では、運営リーダーとしての満足感や負担感、活動継続する上での課題や必要な支援について明らかにした。 第2段階は第1段階の調査結果を基に、フレイル予防の住民主導型地域活動の持続可能性に焦点化し活動モデルを開発することであり、現在、都市部と農山村部の2地域の活動モデルを作成している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
第1研究~第3研究のうち、第1研究が新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、フレイル予防の地域活動が中止され、面接調査及び質問紙調査の実施が遅れた。2023年度より調査を実施することができ、研究の進行は当初の計画より遅延しているが、2023年度以降、進行することができている。 面接調査の実施の遅延;フレイル予防のための地域活動の運営リーダーを務める住民を対象とした面接調査の開始時期がCOVID-19の感染拡大により、フレイル予防の地域活動が中止され、遅れた。地域活動が2022年4月より再開され、それと同時に面接調査を開始し、様々な地域特性をもつ地域で面接調査を実施することができた。 質問紙調査の実施の遅延;フレイル予防のための地域活動の運営リーダーを務める住民を対象とした質問紙調査の実施時期が延期となった。地域活動が2022年より再開され、調査の企画・実施が遅れたが、2023年度より様々な地域特性をもつ地域で質問紙調査を実施することができた。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は調査開始が遅延した面接調査と質問紙調査の分析結果を基に、フレイル予防の住民主導型地域活動の持続可能性に焦点化し活動モデルを作成する。作成に当たっては、研究者らが考案したモデル案について、フレイル予防のための地域活動の運営リーダーを務める住民らを対象としたワークショップを実施し、活動モデルを作成する計画である。モデルを完成させる計画である。完成させたモデルを用いて、都市部および農山村地域で介入を 行い、介入の評価を介入前と1年後でその効果を測定する計画である。
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