研究課題/領域番号 |
21K11072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
新 裕紀子 久留米大学, 医学部, 助教 (10782055)
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研究分担者 |
古村 美津代 久留米大学, 医学部, 教授 (70320249)
草場 知子 久留米大学, 医学部, 講師 (60368967)
松本 まなみ 久留米大学, 医学部, 助教 (00713190)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 看護師のwell-being / 特別養護老人ホーム / 尺度開発 / 老年看護 / 看護職のwell-being |
研究開始時の研究の概要 |
特別養護老人ホームに勤務する看護師(以下特養看護師)の定着率は低く、看護の質を保証する人材の養成は不可欠である。 特養看護師の職務継続には看護師としての喜びを伴うポジティブな経験が関係しており、やりがいや役割意識となって特養看護師個々のwell-beingに繋がると考える。本研究はwell-being尺度を開発し、尺度の有用性を検証することを目的とする。 この尺度を開発・活用することで、特養看護師がwell-beingな状態で職務継続していくための効果的な支援体制の構築が期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究は、特養看護師のwell-being(健康・幸福・良好な状態)という現象を把握し、個々の心理的状態に応じた職務継続支援に繋げていくために、特養看護師の経験に基づいたwell-beingを問う面接調査を行い、特養看護師のwell-beingな状態がどのような内容から構成されているかを把握し、その構造を解明することにある。また、その結果に依拠したwell-being尺度を開発し、尺度の有用性を検証することを目的としている。 本研究の全体を通した研究デザインは質的研究結果から量的研究へと繋げていく方法である。本研究によって特養看護師の心理的状態、特に心理的well-beingに関する現象が捉えられ、看護師個々のwell-beingな状態の程度を客観的に評価することが可能となる。 職務継続へと繋げていくために個人を支える労働環境を整え、組織全体の支援を行っていくことが特養看護師の職務継続には欠かせない。しかしその具体的な支援の方法に関しては、十分な研究がなされていない。特養看護師のwell-beingに着目した研究はこの支援方法に対する戦略の一つとなりうる。 2022年度は、特養看護師として働く中でのwell-beingに関する半構成的面接調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症蔓延のため、当初計画していたインタビュー調査を実施できなかった。現在は倫理委員会の承認を受けて調査を実施している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年度も新型コロナ感染症の感染拡大の影響から、特別養護老人ホームでは面会制限等が行われており、インタビュー調査を行えない状況にあった。 2023年度5月より新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類へ引き下げられ、社会の新型コロナ感染症に対する取り扱いも変化している中にある。調査側として感染対策を適切に行い、調査対象施設の感染対策に準じて研究を進めていく。現在倫理委員会の承認を経てインタビュー調査中の段階にある。
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今後の研究の推進方策 |
特養看護師のwell-beingに関するインタビュー調査の実施段階にあり、調査を引き続き実施していく。その後は調査結果を分析し、well-beingの現象を明らかにしていく予定である。
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