研究課題/領域番号 |
21K11125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
橋本 智江 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (30515317)
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研究分担者 |
梅本 直子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 准教授 (10390311)
川島 和代 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (40157855)
平松 知子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (70228815)
直井 千津子 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (30824479)
岩本 陽子 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (20838635)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 入浴ケア / 感染対策 / 援助者 / 労働負担 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では介護保険施設における入浴ケア時に、援助者がマスクやエプロン、手袋などの感染対策防護具を着用しながら行うことの身体への影響を明らかにし、入浴ケア時の感染対策のあり方について検討することを目的とする。 この研究課題に取り組むことで、援助者への影響を最小にしつつ、感染対策行動をとることが可能となる。援助者への影響が少なくなることは、負担軽減につながり、入浴ケアの質の向上にもつながると考える。
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研究実績の概要 |
本研究は、高齢者施設において入浴ケアを実施している援助者の感染予防対策の現状を調査し、その状況下での身体への影響を明らかにすることにより、入浴ケア時の感染対策のあり方について検討することを目的としている。 令和5年5月から新型コロナウイルス感染症は感染症法上5類の位置づけとなった。前年度から、現状調査内容を感染拡大時期と5類となってからの違いを回答してもらうものに修正し、準備していた。しかし、5類へ移行となって試行錯誤をしている状況を回答してもらうことは難しいと思われ、調査時期を遅らせる必要があると考えた。また、コロナ禍の状況も様々であったことと、さらに5類への移行による変更も重なるため、いつ・どんな状況であったか変化を想起してもらうことは対象者への負担となることにより、再度調査内容の見直しが必要と考えた。 検討の結果、調査時期の現状のみを把握することとし、調査項目を再度修正した。再修正版質問紙による調査と現状における援助者の生理的反応測定の調査双方の倫理審査を受け調査開始の許可を得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更の時期を待ったことにより、調査開始が遅れ、さらに調査内容の検討が必要となったため、研究の進捗は遅れている。しかし、修正版質問紙による調査の倫理審査は完了したため、調査を開始する。
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今後の研究の推進方策 |
2種類の調査に関して倫理審査の承認が得られたので、データ収集を行い、結果をまとめていく。
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