研究課題/領域番号 |
21K11144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
田仲 里江 札幌市立大学, 看護学部, 助教 (40613683)
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研究分担者 |
山田 典子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (10320863)
柳井 圭子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60412764)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 災害 / 遺族支援 / フォレンジック看護 / 保健師 / 遺族ケア / 公衆衛生看護 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、大規模災害時の死体検案に焦点を絞り、被災者の本人特定につながる遺品管理等の検案補助とDPAT(災害派遣精神医療チーム)、DMORT(災害死亡者家族支援チーム)など専門家の支援から漏れた遺族への切れ目のない看護ケアに係る保健師の新しい役割の創出を検討することである。 具体的には、①法医学者へのインタビュー調査②DMORTメンバーへのインタビュー調査③被災した市町村自治体職員へのインタビュー調査より、被災地において実際に機能し得る課題整理につながるデータを統合し、課題の明確化を行い、遺族ケアについての保健師の新しい役割を検討する。
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研究実績の概要 |
本研究では、大規模災害時の死体検案に焦点を絞り、被災者の本人特定につながる遺品管理等の検案補助とDPAT(災害派遣精神医療チーム)、DMORT(災害死亡者家族支援チーム)など専門家の支援から漏れた遺族への切れ目のない看護ケアに係る保健師の新しい役割の創出を検討する。 2022年度は、研究倫理審査の承認を得て、DMORTメンバーへのインタビュー調査を実施した。現在、データ分析を進めている。 今後は、2023年に予定していた自治体職員へのインタビューを2024年度内に実施し、大規模災害時の保健師の役割について検討していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度よりまん延した新型コロナウイルス感染症の影響で、対面でのインタビュー調査が難しかったため、オンラインでのインタビュー調査への変更などにより、計画より進行が遅れている。また研究者の所属大学でも新型コロナウイルス対応の授業への変更の準備などにより、研究遂行時間が減ったことも理由である。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に実施できなかった自治体職員へのインタビュー調査に取り組む。
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