研究課題/領域番号 |
21K11240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
黒瀬 智之 広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (20363054)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脊髄損傷 / 虚血-再潅流障害 / 間葉系幹細胞 / 毛細血管開通 / 血管内皮細胞 / アポトーシス / 模擬微小重力 / 血管内皮栄養因子 / 虚血ー再潅流障害 / 毛細血管網 / 内皮細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
機能低下した毛細血管と小腔が形成された部位の関係を調 べることで、血流の変化と組織損傷の関係を明らかにする。MG-MSCが血流の変化に関与しているか調べる。 虚血-再潅流による損傷組織におけるMG-MSCと毛細血管構造との関係を明らかにする。 MG-MSCの栄養因子産生能と低酸素環境細胞への影響を調べる。 アポトーシスを起こす細胞へのMG-MSCの働きを明らかにする。
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研究成果の概要 |
雄性SDラットを用い,虚血-再潅流による脊髄損傷モデルを作製した.再潅流直後に,PBSか通常重力下で培養した骨髄由来MSC(1G-MSC)か模擬微小重力環境下で培養したMSC(MG-MSC)を注入した.トマトレクチンが結合した開通毛細血管のMSC投与による改善は僅かであった. 5週齢の雌性SDラットから採取した脊髄由来血管内皮細胞に対して,アポトーシスを誘導した.MSCをアポトーシス誘導後の内皮細胞培養環境に加えて共培養を行った.MSCを添加した共培養により,血管内皮細胞の生存率が増加し,アポトーシス率が減少した.MG-MSCの共培養が,1G-MSCの共培養よりもアポトーシス率を減少させた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MSCが血管内皮細胞のアポトーシスを抑制することを示唆し,損傷部付近における血管内皮の維持に貢献することが示唆された.MG-MSCが1G-MSCよりも高い治療効果を持つことが示唆された.
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