研究課題
基盤研究(C)
慢性疼痛は痛みが慢性的に持続する病態である。近年、運動療法の慢性疼痛に対する鎮痛効果が注目されている。しかし、運動の鎮痛作用発現には時間がかかるため、その作用機構を明らかにし、運動の効果を人為的に強化することで運動による慢性疼痛治療をより効率良く行うことが求められる。そこで、本課題では、運動野の機能に着目し、運動による慢性疼痛抑制作用機序の解明とその作用増強方法の確立を目指す。