研究課題/領域番号 |
21K11303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
南 哲 神戸学院大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (90441196)
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研究分担者 |
山本 大誠 東京国際大学, 医療健康学部, 教授 (10411886)
加藤 雅子 神戸学院大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (60290384)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム / リハビリテーション / 気づき / autism / awareness / 身体感覚 / 運動 / 理学療法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、身体感覚の入力とその統合過程に焦点を当て、autism spectrum disorders(以下、ASD)に対する自己と環境への気づきを手がかりに新たなリハビリテーションを構築することを目的としている。 具体的には、身体感覚を手段とした自己感覚の改善が、自己と環境の相互作用にどのような影響を及ぼすか明らかにし、ASDのリハビリテーション構築の第一歩とする。
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研究実績の概要 |
当該年度においては、ASDの症状に関連性の高い身体感覚を中心とした評価項目抽出のための研究に対する、倫理申請での承認を得た。さらに、新型コロナ禍にて実施開始が遅れていた、前述の研究を自閉症スペクトラム症(以下、ASD)の保護者を対象に、500名規模のアンケート調査によって実施中である。 また、これまでのASDにおける身体的・感覚的症状に対するリハビリテーションの効果に関するシステマティックレビュ―を行い、論文化を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナの影響で、当初計画していたアンケート調査の対象者が、利用している施設に来所を控えていたり、施設自体が対象者の来所を一時中断していたこともあり、施設を通じた大規模なアンケートの配布開始が遅れたため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、ASDの症状に関連性の高い身体感覚を中心とした評価項目抽出のための研究で実施している、アンケート調査の配布をすみやかに完了し、データの収集・解析を進める。 また、その研究によって得られた関連性の高い身体感覚を中心とした評価項目をもとに、ASD児・者の評価を実施し、ASDの特性を階層に分類していく。
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