研究課題/領域番号 |
21K11315
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
樋室 伸顕 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (80516576)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 理学療法 / 小児 / システマティックレビュー / 小児理学療法 |
研究開始時の研究の概要 |
日本の小児理学療法では、臨床家と研究者の協働による継続した研究活動が少なく、学術的な基盤や指針が存在しない。一方で日本には療育という独自の文化があり、臨床では効果をあげている。これを科学的に定義づけすることで、臨床と研究が結びついた日本発の小児理学療法研究の発展へつながるのではないだろうか。そこで本研究では、臨床上の疑問を集め、それを研究疑問へと構造化し、システマティックレビューをおこなう。成果はオープンアクセス誌で公表すると同時に、新たな研究課題を明確にして公開し、さらなる研究活動へつなげる。臨床と研究がつながった小児理学療法研究推進のための基盤をつくることが本研究の目的である。
|
研究実績の概要 |
日本の小児理学療法の研究は、臨床家と研究者の協働による継続した研究活動が少なく、臨床と研究の結びつきが弱い。そのため日本の小児理学療法における学 術的な基盤や指針が存在しない。一方で日本には療育という独自の文化があり、臨床では効果をあげている。これを科学的に定義づけることで、臨床と研究が結 びついた日本発の小児理学療法研究の発展へとつながるのではないかと考えた。そこで本研究では、臨床家から臨床上の疑問を集め、それを研究疑問へと構造化 する。その疑問の解決のために臨床家とともにシステマティックレビューをおこない、成果はオープンアクセス誌で公表する。同時に新たな研究課題を明確にし て公開することで、さらなる研究活動の発展へとつなげる。臨床と研究がつながった小児理学療法研究推進のための基盤をつくることが本研究の目的である。 臨床の理学療法士の臨床疑問を研究代表者と共同で研究疑問へと構造化し、現在5編のシステマティックレビューを実施している。そのうち4編は2次スクリーニングを終了し、1編は論文化し投稿準備中、1編はデータ解析中、2編はデータ抽出中である。残りの1編は2次スクリーニング中である。そのほかに2編の研究課題の計画書を作成中である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初の予定より多くのシステマティックレビューが同時進行しており作業量が多くなっている。
|
今後の研究の推進方策 |
多くがデータ抽出まで進んでいるので、解析、論文化を進めていく。
|