研究課題/領域番号 |
21K11370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
新田 雅一 昭和大学, 歯学部, 助教 (40779766)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | スポーツマウスガード / スポーツ / S-PRG / S-PRGフィラー / ジュニアアスリート / う蝕 / 外傷 |
研究開始時の研究の概要 |
①令和3年、令和4年 臨床効果のあるS-PRG配合型スポーツマウスガード用シートの素材の開発と臨床応用 S-PRGフィラー含有量を酸緩衝能と脱灰抑制能がある状態でかつ、本来装着しているマウスガードと同等の耐衝撃性能があるシートを開発していく。 ②令和5年、令和6年 S-PRGフィラーを配合する素材開発と設計の検討 EVA以上の耐衝撃素材にS-PRGフィラーを添加させてより強固な素材を開発していく。
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研究実績の概要 |
目的:スポーツドリンク飲用時に口腔pHが下がるため虫歯のリスクがある。そのため、スポーツマウスガードを飲用後に装着すると歯面への唾液供給が減り唾液の酸緩衝能を受けにくくなり虫歯リスクが上がる。そこで、酸緩衝能のあるS-PRGフィラーを配合させたスポーツマウスガード使用し、酸緩衝能の効果の評価を行う。SーPRGフィラーは株式会社松風が開発した歯科材料で、歯に詰める詰め物にもこの素材が入っているものがある。もともと歯科材料で歯に対して有効成分を出す素材はあったが、フッ化物イオンを出すものだけであった。 S-PRGはフッ化物イオン以外にも5種類のイオンを放出し、今回はこの放出イオンの中で酸性から中性に戻す酸緩衝能作用に注目をした。なお本研究は, 「昭和大学における 人を対象とする研究等に関する倫理委員会」の承認を受けて実施した。(番号:22-333-B) 対象は、大学ラグビー部選手12名で、同意取得時にスポーツマウスガード作成のための印象採得を行った。研究方法は スポーツドリンク飲用したときの飲用直後のpHから飲用前のpHにもどるまでの時間を測定する。スポーツマウスガード未装着、スポーツマウス装着時、S-PRGフィラー配合型スポーツマウスガード装着時の測定、測定部位は安静時の上顎中切歯唇面である。2023年9月25日に測定は終了。現在データ解析中。今後学会で発表、論文投稿予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度はじめに「昭和大学における 人を対象とする研究等に関する倫理委員会」の承認を取得し、被験者を募り、6月から研究を開始し9月にデータ取得終了。今現在解析中である。
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今後の研究の推進方策 |
解析したデータを学会にて発表、同時に論文投稿もしていく予定である。
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