研究課題/領域番号 |
21K11390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
齊藤 一彦 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (60413845)
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研究分担者 |
岩田 昌太郎 同志社大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50433090)
山平 芳美 広島市立大学, 国際学部, 講師 (40645850)
白石 智也 広島文化学園大学, 人間健康学部, 助教 (00881822)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 開発と平和 / スポーツ国際貢献 / 開発と平和のためのスポーツ / 国際比較研究 / スポーツの力 / 平和構築 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,諸外国における「開発と平和のためのスポーツ」施策の動向及び現状について明らかにし,今後,我が国が検討すべき課題を導出することを目的としている。 まずは我が国及び諸外国,また,国連・国際機関における「開発と平和のためのスポーツ」施策の動向と現状について明らかにする。次に各国・各機関の施策を比較検討し,これらの普遍性や特殊性などを明らかにする。以上の調査結果から,我が国の今後の「開発と平和のためのスポーツ」施策や手法についての課題を検討したい。 尚,本調査研究を通し,スポーツが社会開発や平和構築に対して担う役割の検証を行いつつ,「スポーツの力の活用」方策の提案に繋げることに挑みたい。
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研究実績の概要 |
本研究は、諸外国における「開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace:以下、SDP と表記)」施策の動向及び現状について明らかにし、今後、日本が検討すべきSDPに関する方策及び課題を導出することを目的としている。そのための主な課題は以下の2点である。 ①日本及び諸外国、また、国連・国際機関におけるSDP施策の動向と現状について明らかにする。 ② ①の結果の比較検討から、日本のSDP施策や手法についての課題を導出する。
本年度は、前年度に実施したオーストラリアでの調査に続き、ドイツ及びフランスについても調査を行うことができた。そしてこの二カ国のSDP施策の状況についても学会発表を行い、成果をまとめることができた。 また、研究期間全体を通じて収集・整理してきた、日本及び諸外国での体育・スポーツ事情及びSDP施策の状況資料などについては、学会発表、学術雑誌への投稿、さらにはWeb公開などで、研究成果を示すことができた。本研究は、スポーツが社会開発や平和構築に対して担う役割の検証を行いつつ、「スポーツの力の活用」方策の提案に繋げることに挑もうとしたものであったが、この目的は概ね達成できたものと思われる。
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