| 研究課題/領域番号 |
21K11400
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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| 研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
清水 勇樹 日本体育大学, 保健医療学部, 期限付特別研究員 (60829373)
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| 研究分担者 |
平沼 憲治 日本体育大学, 保健医療学部, 教授 (30434153)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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| キーワード | 膝蓋腱炎 / 多血小板血漿療法 PRP / 体外衝撃波 ESWT / 併用療法 / 相乗効果 / 超音波 / MRI / 多血小板血漿療法 PRP / 体外衝撃波 ESWT / 多血小板血漿療法 / 体外衝撃波 / 多血小板血漿療法(PRP) / 体外衝撃波療法(ESWT) / 多血小板血漿 / PRP / 体外衝撃波療法 / ESWT |
| 研究開始時の研究の概要 |
近年、膝蓋腱炎に対するPRP療法やESWTによる治癒促進、早期復帰を期待し関心が高まっている。本研究の目的は、スポーツ選手における難治性膝蓋腱炎に対するPRP療法とESWTの併用は効果的な保存療法であることを明らかにすることにある。本研究では、膝蓋腱炎のスポーツ選手を対象とし患者立脚型機能評価質問票やMRIや超音波画像による評価と整形外科専門医による診察所見を定期的に調査し比較検討を行う。得られた結果は難治性スポーツ障害である膝蓋腱炎における治癒促進や早期復帰を目的としたPRPとESWTの併用は効果的な保存療法の一つとして認識されることにつながる。
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| 研究実績の概要 |
【目的と方法】本研究では、スポーツ選手における難治性膝蓋腱炎の治療効果を評価するために、多血小板血漿(PRP)療法、体外衝撃波療法(ESWT)、およびその両方を組み合わせた治療群に無作為に分けて治療を行い、効果を比較検討した。対象は、スポーツ整形専門医により膝蓋腱炎と診断された10名のスポーツ選手(男性8名、女性2名、平均年齢19.5歳)である。 【方法】被験者は無作為にPRP群、ESWT群、PRP+ESWT群に振り分けられ、2週間ごとに3回の治療を実施した。治療効果の評価は、治療前および治療後4週、8週、12週、24週時の①VAS 値(スポーツ活動時)と患者立脚型機能評価質問票(②KOOS,③IKDC,④VISA-Pscore)とMRI(⑤損傷長・⑥幅・⑦厚mm),⑧超音波検査(損傷面積mm2)をImage Jを使用し測定し,それぞれの経過と治療前からの変化率を算出した 【結果】治療終了時にPRP群ではVAS値、KOOS、IKDC、VISA-Pスコアが治療前に比べて有意に改善し、超音波検査の結果も改善を示した。一方、ESWT群では有意な改善は見られなかった。PRP+ESWT群ではVISA-Pスコアと超音波検査結果が有意に改善し、この群の変化率はESWT群に比べて高かった。また、PRP+ESWT群は初期 (4週)から最も改善が見られ、24週まで改善が持続したが、有意差は認められなかった。 【結語】この研究から、膝蓋腱炎に対してPRPとESWTを併用することで、治療効果が早期に出現し持続する可能性が示唆された。今後はさらに症例数を増やし、治療の種類やタイミング、回数に関するさらなる検討が必要である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究結果を今月の日本整形外科学会学術総会で採択され、発表を実施した。 症例数が少ないため、当初予定していた医学雑誌では採択されず、別の医学雑誌に投稿準備中であるため、少し遅れている
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| 今後の研究の推進方策 |
本研究における被験者のリクルートは完了しており、現在は収集済みデータの解析を進めるとともに、英文論文化を推進しています。学会発表を経て、得られた成果を高品質な医学雑誌に投稿し、本年度内のアクセプトを目指しています。今後は、併用療法の有効性を支持するエビデンスの提示に加え、治療時期や治療回数に関する補足的考察を加えることで、臨床応用に資する情報を強化する予定です。研究計画に大きな変更はありませんが、査読への対応や論文完成度の向上が直近の課題であり、共同研究者や英文校閲者との連携を密にし、着実に成果を論文化していきます。
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