研究課題/領域番号 |
21K11409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 九州共立大学 |
研究代表者 |
後藤 平太 九州共立大学, スポーツ学部, 講師 (10709603)
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研究分担者 |
大谷 秀憲 姫路獨協大学, 医療保健学部, 教授 (00412023)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 試合分析 / 体力測定 / サッカー / タレント発掘 / 技術 |
研究開始時の研究の概要 |
日本の男子サッカーは著しい成長を遂げてきたが、オリンピックやワールドカップ等でのメダル獲得のためには、世界の舞台で活躍できる競技選手を今以上に多数育成する必要がある。現在、プロサッカー選手の育成を行う過程では、各年代でクラブ、地区、地域や国などの代表選手選考が行われているが、客観的な選考基準はいまだ確立されておらず、才能があっても埋もれていく選手が多数存在している。本研究は、プロサッカー選手や日本代表選手を養成する過程の中で、各年代での選手選考のための客観的指標を体格、体力、技術の複数の側面から新たに考案・開発し、その妥当性を検証することを目的とする。
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研究実績の概要 |
日本の男子サッカーは著しい成長を遂げてきたが、オリンピックやワールドカップ等でのメダル獲得のためには、世界の舞台で活躍できる競技選手を今以上に多数育成する必要がある。現在、プロサッカー選手の育成を行う過程では、各年代でクラブ、地区、地域や国などの代表選手選考が行われているが、客観的な選考基準はいまだ確立されておらず、選考は指導者の知識や経験をもとに主観的に行われている。その中では、才能があっても埋もれていく選手が多数存在している(Carling et al., 2009)。本研究は、プロサッカー選手や日本代表選手を養成する過程の中で、各年代での選手選考のための客観的指標を体格、体力、技術の複数の側面から新たに考案・開発し、その妥当性を検証することを目的とする。また、サッカーでは、ポジションによって体格・体力・技術や試合中の役割が異なる事を考慮し、ポジション別で区分した上で、体格、体力、技術を基にした選手選考の指標を導出する。 この研究目的に沿って研究を進めるために、今年度は、プロサッカーアカデミー選手を対象に複数回の体力測定と試合分析を行い、体力測定による体力面データ収集と試合分析による体力面の技術面のデータ収集を行った。また、クラブ残留継続の成功を収めた選手と収められなかった選手を特定し、U13時の体格や体力、試合中の体力的技術的パフォーマンスが両者間で相違する項目の検討を行い、論文執筆を継続して行っている。さらには、プロサッカーアカデミーに所属するU13からU18選手を対象に、ポジション別での試合中の体力的技術的パフォーマンスの横断的な成長パターンを明らかにするため、データの分析を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
過去2年間ほどの間に、コロナ感染症の影響で多数の試合が中止になり、データ収集を予定通り行うことができなかった。また、技術的パフォーマンスの分析に、想定していた以上に時間が必要である。
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今後の研究の推進方策 |
先シーズン同様、プロサッカークラブのアカデミー選手を対象に、体力測定と試合分析を複数回行い、研究を進めるためにデータの蓄積を行う。また、データの蓄積と並行してデータ分析や論文執筆を行う。
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