研究課題/領域番号 |
21K11508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
長谷川 晃一 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 助教 (40780531)
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研究分担者 |
川瀬 雅 環太平洋大学, 次世代教育学部, 講師 (00803694)
周東 和好 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (30344914)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 動感 / 現代的なリズムのダンス / ステップ |
研究開始時の研究の概要 |
現代的なリズムのダンスは,「リズムに乗って全身で踊る」ことを通してダンス本来の目標を達成することが重要な教育内容である。従前の教育現場における現代的なリズムのダンスの指導は,学習者に自由に振り付けを創作させる『探求型』が採用されてきた。しかし,申請者の調査により,『探求型』のみでは,十分な教育効果は得にくいことが示唆され,学習者に振り付けを創作させる前段階として,「基本ステップの習得」というプロセスを導入することが有効であるとした。本研究は,『探求型』と『習得型』を融合した学習プログラムを開発するため,基本ステップの動感指導に着目し,実際の教育現場におけるパイロット授業の実施,評価を遂行する。
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研究実績の概要 |
2022年度は、大学生に対する現代的なリズムのダンスの授業において、3回の授業で基礎動作(ダウンとアップ)及び10種類の基礎ステップを指導した。その中で、特に2021年度に研究発表(新潟県体育学会)と論文投稿(新潟体育学研究)をしたダウンの動作については非常に効果的かつ効率的に指導することができた。また、その指導方法を異なる指導者(共同研究者)と学習者(共同研究者の勤務する大学の学生)を対象にした場合でも概ね有効であることが検証された。この結果は、日本体育・スポーツ健康学会で口頭発表した。一方、基礎ステップのうち、ランニングマンについては、授業時間内に習得できなかった学生が複数見られ、効果的・効率的に指導できたとは言い難かった。そのため、指導が上手くいかなかった理由と改善方法を先行研究や指導書をレビューしながら考察し、後日、個別指導を行った。すると、具体的な動きの説明ではなく、地面の基準線をまたぐように「ケン・パー」をする意識を持たせることで、飛躍的に上達した。この成果は2022年度に論文投稿する予定である。 また、学習したステップを活用して多様な振り付けを創作するための手がかりとして、動きの特徴ごとに各ステップを仮説的に分類する試みを実施し、日本体育科教育学会でポスター発表を行った。2023年度は、仮説的に分類した表を用いて指導実践し、その有効性や課題を検証する予定である。 今年度の研究成果が、現代的なリズムのダンスにおける、学習効果を高めるために重要と考えられる基礎(基本ステップの習得)から応用(振り付けの創作)の学習順序を成立させるための有益な情報となることを期待したい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は、2021年に実践提案した基礎動作の学習方法を異なる指導者と学習者で有効性を検証することができた。また、基礎ステップにおいても、短時間での習得が困難と考えられるランニングマンの効果的・効率的な学習方法を実践的に検証することができた。
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今後の研究の推進方策 |
1.基礎動作(ダウン)の学習方法の有効性に関する研究の論文投稿 2.ランニングマンの効果的・効率的な学習方法に関する研究の論文投稿 3.仮説的に体系化した基礎ステップの体系図の有効性を実践的に検証
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