研究課題/領域番号 |
21K11591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
安倍 知紀 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (00736605)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨格筋 / 生体リズム / 体内時計 / 肥満 / ロコモティブシンドローム / メタボリックシンドローム / 時間栄養 / ミトコンドリア |
研究開始時の研究の概要 |
社会の24時間化に伴い、シフトワークに従事する人や夜遅くまでスマホやパソコンを使用する機会が増加した。その結果、生活習慣の乱れは睡眠障害や倦怠感のみならずメタボリックシンドロームや心血管疾患といった重大な疾患の発症リスクを増大させることが明らかとなった。しかし、そのメカニズムは不明である。本研究は、生活習慣の乱れが運動のみならずエネルギー消費や内分泌機能を担う骨格筋機能低下を介して、さまざまな疾患を発症させることを明らかにすることを目指す。本研究の成果は、生活習慣の乱れにより引き起こされるさまざまな疾患に対する新たな治療戦略や予防技術の開発につながると期待される。
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研究実績の概要 |
社会の24時間化に伴い、生体リズムの乱れによる疾患発症メカニズムの理解が急務となっている。本研究課題は、生活習慣の乱れの中でも、食リズムの乱れと社会的時差ぼけによる骨格筋機能低下メカニズムを明らかにすることを目的としている。 令和4年度は、研究代表者の人事異動があったため、研究時間が大幅に制限されることとなり大きな研究実績はなく、令和3年度に採材を行ったサンプルを用いて遺伝子発現解析を行った。時差ぼけストレスを暴露したマウスの骨格筋において、細胞内カルシウム濃度を制御すると考えられる遺伝子のmRNA発現量が変動することを見出した。 令和5年度は、本来令和4年度に行うよう計画していた研究計画に沿って本研究課題を遂行する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者が令和3年12月1日からの人事異動により、研究に従事する時間が大幅に制限されることとなった。令和5年1月1日からは研究に専念できるようになっており、補助事業期間を延長して本研究課題を推進する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、本来令和4年度に行う予定であった、生体リズムの乱れによるミトコンドリア機能障害が、筋萎縮を誘発するメカニズムの解析を主に行う。具体的には、ミトコンドリア機能低下を酸化ストレスの観点から抑制するペプチドをマウスに投与し、時差ぼけによる骨格筋萎縮および機能低下が抑制されるかどうかを明らかにしていく。食リズムの乱れによる骨格筋機能低下についても、並行して同様にミトコンドリア機能保護に着目して研究計画を遂行する予定である。
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