研究課題/領域番号 |
21K11599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 日本薬科大学 |
研究代表者 |
浦丸 直人 日本薬科大学, 薬学部, 講師 (90424069)
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研究分担者 |
長部 誠 日本薬科大学, 薬学部, 講師 (40700985)
樋口 敏幸 日本薬科大学, 薬学部, 教授 (50264289)
村橋 毅 日本薬科大学, 薬学部, 教授 (70340445)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | シトクロムP450 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / 薬物代謝 / 生活習慣病 / 薬物相互作用 |
研究開始時の研究の概要 |
非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease; NAFLD)における薬物代謝酵素系への影響についての報告は乏しく、NAFLDへの薬物治療における薬物相互作用の予測は困難である。本研究では、NAFLD病態時における薬物代謝酵素系を明らかにし、多剤併用による薬物相互作用を考慮した薬物治療とその予測に応用することすることを目的とする。
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研究成果の概要 |
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、単純性脂肪肝(NAFL)と脂肪肝に炎症を伴い、病態の進行を伴う脂肪性肝炎(NASH)に分類される。 NAFLDにおけるシトクロムP450(CYP)の変化を明らかにすることは、薬物療法を最適化するために重要である。本研究では、NAFLD進展過程であるNAFL/NASHにおけるCYP分子種の発現/活性をNAFL/NASHモデルラットを用いて比較検討した結果、CYP1A2 mRNA/タンパク発現レベルが、NAFLモデルでは有意に増加し、NASHモデルでは有意に減少することを明らかにした。この変動要因の一つとして、炎症の有無が関与している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、非アルコール性脂肪肝(NAFL)および非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)におけるCYP分子種の発現変動を同時に解析するために炎症/組織損傷を伴わない単純性脂肪肝(NAFLモデル)と炎症/組織損傷を伴う脂肪肝炎(NASHモデル)ラットを作製し、NAFLモデルおよびNASHモデルにおけるシトクロムP450分子種の発現/活性を検討した。本研究結果は、シトクロムP450の発現/活性の差異を明確をすることにより、非アルコール性脂肪性肝疾患の病期進展と各CYP分子種による薬物代謝能との関係性を明らかにする上で重要な基礎的データとなり得ると考えられる。
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