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いつでも速歩トレーニングが体力・認知機能に及ぼす影響:クロスオーバー試験

研究課題

研究課題/領域番号 21K11611
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関明治国際医療大学

研究代表者

齊藤 昌久  明治国際医療大学, 保健医療学部, 教授 (00399081)

研究分担者 鳴瀬 善久  常葉大学, 健康プロデュース学部, 教授 (00326216)
佐藤 裕見子  明治国際医療大学, 看護学部, 教授 (00641987)
村川 増代  明治国際医療大学, 基礎教養講座, 講師 (10849491)
大倉 和子  明治国際医療大学, 看護学部, 講師 (60882727)
北小路 博司  明治国際医療大学, 鍼灸学部, 客員研究員 (70204881)
中才 幸樹  明治国際医療大学, 基礎教養講座, 講師 (70769356)
木村 篤史  明治国際医療大学, 臨床医学講座, 准教授 (90352939)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード速歩 / インターバル速歩 / 体力 / 認知機能 / BDNF / PGC-1a / IGF-1 / クロスオーバー試験 / PGC-1α
研究開始時の研究の概要

近年、健康によい運動として速歩やインターバル速歩トレーニング(IWT)が注目を集めている。
しかし、中高年者においては、運動時間をまとめて取ることができない人も多い。いつでも・どこでも1~2分程度の運動を積み重ねる「いつでも速歩トレーニング(a-FWT)」であれば、実施することが可能であり、継続も容易であろう。
そこで、本研究では、地域中高齢者を対象に、IWTとa-FWTが体力と認知機能に及ぼす効果を比較検討する。さらに、両トレーニング法が筋機能や認知機能の改善に影響する因子(IGF-1、PGC-1α、BDNF)発現に及ぼす影響を比較検討する。

研究実績の概要

2050年には我が国の高齢化率が35%を越え未曽有の超高齢を迎えることが推計されている。また、認知高齢者の数は2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に一人に達することが見込まれている。そのため、介護、医療や福祉の負担を抑え、健康寿命を延伸する方法として定期的な運動が推奨されている。しかし、2020年1月以降拡大した新型コロナウィルス感染症の感染拡大前後で、1週間当たりの身体活動時聞は約60分(約30児)減少したことが報告されている。したがって、このような状況下で、健康・体力増進のために必要な運動時聞が容易に獲得できる方法が必要である。
近年、注目を集めているIWTは、個別の目標歩行速度を設定し、ゆっくり歩きを3分と早歩き3分を繰り返す簡便な方法である。IWTは、高齢者でも導入が容易で、高い継続率が実現されている。また、1ヶ月に1回の対面指導で実施が可能であることから、汎用性も高い。IWTは、1日30分、1週間に4日、速歩時間1週間60分以上が推奨されている。しかし、1回30分間の運動時間をまとめて取ることは、ハードルの高い問題である。
中高年者においては、運動時間を取ることができない人も多い。日常生活の中でいつでも・どこでも1~2分程度の速歩(最高の70%のスピード)を積み重ねる「いつでも速歩トレーニング(anytime Fast Walking Training、a-FWT)」であれば、この壁が低くなり、ライフスタイルに合わせて運動を実施しやすくなると考えられる。
そこで、本研究では、地域中高齢者を対象に、IWTとa-FWTが体力(全身持久能力や筋力)と認知機能に及ぼす効果を比較検討する。さらに、両トレーニング法が筋機能や認知機能の改善に影響する因子(IGF-1、PGC-1α、BDNF)発現に及ぼす影響を比較検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

この遅れの要因は、次の3点が考えられる。すなわち、①COVID-19の影響を受け研究開始が送れたこと。②筋肉や認知機能の改善及び健康に関連する物質(BDNF、IGF-1、PGC-1α)の分析にELASAキッとの入手遅れに伴い、分析結果の出るのが送れたこと。③その結果、データの分析開始がおくれたこと、である。
現状は、介入前後の体力(推定最高酸素摂取量、最大握力、10m歩行速度(最速歩行・普通歩行)、歩数(最速歩行・普通歩行)、認知機能(MMSE-J)、および介入期間の平均歩数(歩/日)、速歩時間(分/週)、運動強度別運動時間(ライフコーダー独自の強度レベル4~9、強度別の分/日)、さらには筋肉や認知機能の改善及び健康に関連する物質(BDNF、IGF-1、PGC-1α、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、HbA1c、GOT、GPT、γ-GTP)についてのデータ整理は商量している。しかし、詳細な解析や検討が必要であり、それらをスルメテイルところである。

今後の研究の推進方策

授業が始まり、データの詳細解析や検討に当てる時間がままならない上京である。しかし、授業がなくなる8月~9月にかけて、勢力的にデータ解析・検討を行う予定である。
さらに、これらの結果の発表を予定している。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2021

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 中高齢者の「いつでも速歩トレーニング」が体力・認知機能に及ぼす影響2024

    • 著者名/発表者名
      齊藤昌久、鳴瀬善久、村川増代、吉田勳生、佐浦隆一、玉置淳子、金沢哲文
    • 雑誌名

      大阪ガスグループ福祉財団研究報告書

      巻: 印刷中

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] ー2021

    • 著者名/発表者名
      ー
    • 雑誌名

      ー

      巻: -

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] ー2021

    • 著者名/発表者名
      ー
    • 学会等名
      ー
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] ー2021

    • 著者名/発表者名
      ー
    • 出版者
      ー
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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