研究課題/領域番号 |
21K11621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 亨 大阪大学, データビリティフロンティア機構, 特任教授(常勤) (80419473)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高齢者 / well-being / 身体活動 / EMA / 睡眠 / 自覚症状 / 心理 / 行動 / つながり |
研究開始時の研究の概要 |
超高齢化社会を迎え、延長された高齢期をいかに有意義に良好な状態(ウェルビーイング)のまま過ごすかという生活の質が問われはじめた。しかし日常生活下における高齢者のどのような心理、行動、社会的要因がウェルビーイングの維持や向上・低下、さらには健康の維持・不調につながるのかは明らかではない。本研究では、高齢者の日常生活下での心理、行動計測および社会的つながりの記録を行い、高齢者のウェルビーイングに関わる心理、行動、社会的要因を同定するとともに健康との関連性を探る。これらは、高齢者のウェルビーイングの維持・向上に資する介入指導・コーチング手法の提案につながる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、高齢者を対象に日常生活下での自覚症状記録(Ecological Momentary Assessmentによる肯定的気分や抑うつ気分などの記録)およびウェアラブル身体活動量計測(活動量、睡眠等)を行い、高齢者のwell-beingの低下・維持・向上に関わる心理、行動、社会的要因を同定することである。令和5年度は、昨年度までに実施した追跡調査(3か月後、6か月後、12か月目における抑うつ症状や不安、運動習慣、well-beingに関する質問紙調査)の解析を行い、調査開始時でのEMA調査、ウェアラブルデバイスデータとの関係性について検討を始めた。一方、昨年度作成した地域・コミュニティー形成に関わるwell-being質問紙を用いた調査実施のための準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
フィールドとなる高齢者専用マンションの管理組合からの調査実施の承諾を得るのに時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
高齢者のwell-beingの低下・維持・向上に関わる心理、行動、社会的要因について解析を進める。
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