研究課題/領域番号 |
21K11635
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
吉本 隆彦 昭和大学, 医学部, 准教授 (20747365)
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研究分担者 |
小風 暁 昭和大学, 医学部, 教授 (70271583)
松平 浩 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (10302697)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 座位行動 / 運動器疼痛 / 就労者 / 労働生産性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、職場における運動器疼痛予防の具体的施策の提案に向けた基礎的研究として、オフィスワーカー(テレワーカーを含む)の座位行動が運動器疼痛に与える影響をコホート調査にて明らかにする。また、その結果を踏まえた教育資材を開発し、セルフケアを主とした介入の可能性を探る。
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研究実績の概要 |
今年度は複数企業の従業員に実施したベースライン調査の分析、追跡調査の依頼・実施、ベースライン調査と追跡調査のデータリンケージ、教育資材の作成を行った。追跡調査は、各企業担当者と連携し、ベースライン調査の1年後に実施した。ベースライン調査と同様に、追跡調査もWebフォームを用いた。 ベースライン調査の結果、研究参加者の約6割が最近1ヶ月の間に腰痛があると回答しており、そのうち22%の方が仕事に支障をきたすレベルの腰痛を抱えていることがわかった。 腰痛への介入にはエクササイズと教育の組み合わせが重要であることから、エクササイズについてはこれまでに複数の介入研究で効果検証されている体操の選定を、教育については腰痛リテラシーを高めるための動画の選定を行った。テレワーカーを含むオフィスワーカーへ情報提供する手段の1つとして、これらの体操および教育動画をわかりやすくまとめた教育資材を作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画通り、追跡調査を完了し、教育資材の作成を進められており、概ね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、連結したデータを用いて解析を行う。解析結果を踏まえて、オフィスワーカーへの予備的介入の詳細を検討する。
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