研究課題/領域番号 |
21K11651
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
島袋 尚美 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (80738253)
|
研究分担者 |
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
比嘉 憲枝 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (40326509)
本村 純 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (50632999)
神田 奈津子 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (50824512)
田場 真由美 名桜大学, 健康科学部, 教授 (90326512)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
|
キーワード | ヘルスリテラシー / 離島中学生 / 健康教育プログラム / 批判的思考 / 演劇ワークショップ / 自己効力感 / 健康教育 / 健康情報の見える化 / 批判的思考力 |
研究開始時の研究の概要 |
未来を担う若い世代のヘルスリテラシーを向上させることで「人生100年時代を健康に生きる力」を育むことを目的に実施する。中学時代から健康に生きる力を身につけさせ、離島特有の飲酒習慣、アルコール性肝疾患を予防しようとする試みである。 文部科学省が推進している「21世紀型能力」として、膨大な情報を多様な観点から批判的に思考・判断して取捨選択し活用する力、情報リテラシーの育成がある。特に離島では、距離的、物理的な課題から情報リテラシー・ヘルスリテラシーが高い人材育成は必要不可欠である。本研究は、離島の中学生を対象に人生100年の健康を視野に入れたヘルスリテラシー向上のための健康教育プログラムを開発する。
|
研究実績の概要 |
人生100年を健康に生きる離島中学生のヘルスリテラシー教育プログラムの開発の研究にあたり、第1段の沖縄県離島中学生を対象に自記式無記名質問紙調査を行い、健康情報リテラシーの実態、保健分野における批判的思考力、健康情報への興味・行動の実態、健康行動のモチベーションに関連する自己効力感などの特徴を明らかにするアンケート調査を終了し分析中である。第2段階として沖縄県離島中学生を対象に「人生100年を健康に生きるヘルスリテラシー教育プログラム」に中学生が参加することで、ヘルスリテラシーと批判的思考力が向上するかを検証し、介入前後の変化を比較評価することにより健康教育プログラムの有効性を明らかにする研究に関しても離島中学3校のうち、2校はプログラム実施を終了し、その後の経時的な評価アンケートを終了し分析中である。残り1校に関しては学校側のスケジュールの都合により本年度12月頃に実施予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
対象の離島中学3校のうち、2校はプログラム実施を終了し、その後の経時的な評価アンケートを終了し分析中である。残り1校に関しては新型コロナ感染症拡大の影響から学校行事の変更が相次ぎ、学校側のスケジュールの都合により本年度12月頃に実施予定である。
|
今後の研究の推進方策 |
離島行政保健師とタイアップし、残りの中学校1校の教育プログラムの授業を12月に予定している。実施後の介入評価のアンケートは1か月後の1月を予定している。
|