• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

破骨細胞様細胞を標的とした炎症性腸疾患の新規栄養療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11680
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関高知県立大学

研究代表者

竹井 悠一郎  高知県立大学, 健康栄養学部, 准教授 (10711377)

研究分担者 隅田 有公子  高知県立大学, 健康栄養学部, 講師 (70781897)
田中 守  中部大学, 応用生物学部, 准教授 (00612350)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 完了 (2024年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード炎症性腸疾患 / 破骨細胞 / RANKL / 栄養療法
研究開始時の研究の概要

免疫応答細胞であるマクロファージから分化する破骨細胞は、文字通り『骨』を『破』壊する細胞であるため、種々の分解酵素や酸を多量に産生する『組織の破壊屋』である。本研究実施に先立ち、炎症性腸疾患患者の腸検体で破骨細胞に類似した細胞(OCLC)が確認された。そこで、本研究では、炎症性腸疾患とOCLCとの関連を解明し、OCLCを治療の標的とした、炎症性腸疾患の新しい治療法を開発することを目指している。

研究成果の概要

従来、炎症性腸疾患(IBD)は欧米諸国の疾患とされていたが、近年、日本を含めたアジア諸国、アフリカ、中南米諸国で罹患者数が増加している。IBDの代表疾患である潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病は、日本の指定難病に登録されており、発症機序は明らかにされていない。
本研究では、IBD患者ならびにIBDモデルマウスの病巣部に破骨細胞様細胞(OCLCs)が存在することを発見した。また、UCマウスに破骨細胞の活性を抑制するゾレドロン酸を投与すると、腸管でのOCLCsの発現が減少し、UCの重症度が軽減された。
以上のことから、IBDの発症・重症化に腸管OCLCsの関与が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

IBDの罹患者数は世界的に増加している。特にUCは、日本の指定難病のなかで日本人の罹患者数トップに位置する疾患である。IBDに関する研究は国内外で多数実施されているが、その根治には至っていない。
本研究により、骨粗鬆症治療薬であるビスホスホネートの1つであるゾレドロン酸がIBD治療に役立つことが示された。また、IBD患者の腸管に発現するOCLCsがIBDの発症・重症化に関与することが示唆された。本研究は、腸管OCLCsを標的としたIBD治療の可能性を見出した。今後、副作用の危険性の少ない食事・栄養管理による効果的なIBD発症の防止や病態の寛解を確立するために貢献できるものと期待する。

報告書

(5件)
  • 2024 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023 2021

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 腸管TRAP陽性細胞が潰瘍性大腸炎の発症・重症化に関与する2024

    • 著者名/発表者名
      竹井悠一郎、中城仁暉、隅田有公子
    • 学会等名
      第42回日本骨代謝学会学術集会
    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
  • [学会発表] 潰瘍性大腸炎の発症・重症化における腸管破骨細胞の影響について2023

    • 著者名/発表者名
      遠藤愛月、竹井悠一郎、隅田有公子、別役由香、松本あすか、村上尚.
    • 学会等名
      日本栄養・食糧学会中国・四国支部大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 骨外軟組織に発現する破骨細胞様細胞の臓器障害への関与2023

    • 著者名/発表者名
      竹井悠一郎
    • 学会等名
      日本医学会連合 Rising Star リトリート
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 炎症性腸疾患の新規治療法開発を目指して ~ヒト検体の解析~2021

    • 著者名/発表者名
      掛水花音、加島陽菜、新垣翼、隅田有公子、稲田涼、十萬敬子、澁谷祐一、福井康雄、竹井悠一郎
    • 学会等名
      第54回日本栄養・食糧学会中国・四国支部大会/第7回日本栄養改善学会四国支部学術総会合同大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2026-01-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi