研究課題/領域番号 |
21K11734
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
田村 智 北里大学, 医学部, 助教 (10867500)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 集中治療 / 栄養 / 間接熱量計 / 筋肉 / サルコペニア / 間接熱量測定 / ICU / 筋肉量 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究期間終了時点においては重症ICU患者において筋肉量と予後の関係を明らかにし、 筋肉量に応じた消費エネルギー予測式を開発する。さらに長期的には患者ごとの病態・栄養状態に合わせたテーラーメイド急性期栄養療法の確立を目指す。
|
研究実績の概要 |
重症疾患の救命率は向上してきており、急性期を乗り越えた患者の長期的な予後に関心が 向けられ、集中治療後症候群PICSとして注目されている。PICSの治療として栄養療法が注 目されているが、栄養ガイドラインの元となる研究は欧米型肥満の多い患者群を対象として おり、本邦で社会問題となっている加齢により筋肉量が低下したサルコペニアが重症化した 場合の予後や最適な栄養療法については分かっていない。 本研究では、重症ICU患者におけ る筋肉量と予後の関係を明らかにし、筋肉量に応じたエネルギー予測式を開発する。さらに 長期的には患者ごとの病態・栄養状態に合わせたテーラーメイド急性期栄養療法の確立を目指す。 本年度においては前年で作成した栄養データベースの解析を行い、論文としてまとめ、英文誌への投稿を行った。査読において、統計学的な解析の不十分な点を指摘され、研究機関内の統計学専門家に解析の相談を行った。その指摘を経て、統計解析の追加を行い、論文の修正をおこなっている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
論文投稿まで至っているのはやや早い経過ではあるが、統計解析の追加が加わりアクセプトまでは至らなかったため。
|
今後の研究の推進方策 |
統計学専門家の指導を受け、査読のおける修正点を改善していく。
|