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変化に柔軟なスケジューリング手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11772
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60020:数理情報学関連
研究機関中央大学

研究代表者

今堀 慎治  中央大学, 理工学部, 教授 (90396789)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードスケジューリング / 数理情報 / アルゴリズム / 組合せ最適化 / ロバスト
研究開始時の研究の概要

スケジューリング問題は,実社会のあらゆるところに現れる代表的な組合せ最適化問題である.本研究では,表形式のスケジュールを作成する問題と,作業の処理順序を決定する形式のスケジューリング問題の両者に対して,柔軟性のある専用アルゴリズムを設計・実装する.汎用的な最適化手法によって得られるスケジュールと比較することで,スケジューリング問題に対して専用解法を設計する価値を明らかにするとともに,それらの手法を実社会で役立てるための情報公開とプログラム提供を行う.

研究実績の概要

本研究課題「変化に柔軟なスケジューリング手法の開発」では,実社会のあらゆるところに現れる代表的な組合せ最適化問題の一つであるスケジューリング問題を研究対象としている.スケジューリング問題には多くの形式があるが,本研究では,表形式のスケジュールを作成する問題(タイムテーブリングとも呼ばれる),作業の処理順序を決定する形式のスケジューリング問題,および配送計画問題とその亜種に対して,柔軟性のある専用アルゴリズムを設計・実装する.近年多くの組合せ最適化問題に対して,汎用的な数理計画ソルバーを用いて解を得る研究が盛んに行われているため,そのような汎用的な最適化手法によって得られるスケジュールと比較することで,スケジューリング問題に対して専用解法を設計する価値を明らかにするとともに,それらの手法を実社会で役立てるための情報公開とプログラム提供を行うことが本研究の目的である.
2023年度は,タイムテーブリング問題に対する研究を中心に行った.具体的には,スポーツの総当たりリーグ戦対戦表を作成する問題に取り組み,その研究成果を国際会議および国内会議にて発表した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究当初に予定をしていた3つのテーマのうちの一つであるタイムテーブリング型のスケジューリング問題に対する研究を推進し学会発表を行う段階となった.今後,本テーマについては学術論文としてまとめる予定である.また,これ以外のテーマについても,研究の実施ならびに公開を行いたい.

今後の研究の推進方策

2024年度は4年間の研究機関の最終年度ということもあり,個別の研究の実施とともに,全体をまとめるための取り組みについても実施する予定である.個別の研究としては,作業の処理順序を決定する形式のジョブショップ型スケジューリング問題,および配送計画問題に対する研究を実施する.

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 2021

すべて 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Sports scheduling: Number of trips in the traveling tournament problem2023

    • 著者名/発表者名
      T. Ono, S. Imahori
    • 学会等名
      ICIAM 2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 巡回トーナメント問題における移動回数最小化2023

    • 著者名/発表者名
      小野隆規,今堀慎治
    • 学会等名
      スケジューリング・シンポジウム2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 巡回トーナメント問題における移動回数最小化2023

    • 著者名/発表者名
      小野隆規,今堀慎治
    • 学会等名
      日本オペレーションズ・リサーチ学会 春季研究発表会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 時間枠制約付きチームオリエンテーリング問題に対するパス再結合2023

    • 著者名/発表者名
      丹治春人,今堀慎治
    • 学会等名
      日本オペレーションズ・リサーチ学会 春季研究発表会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 自動ピッキングシステム運用計画作成問題に対する高性能発見的解法2021

    • 著者名/発表者名
      丹治春人,今堀慎治
    • 学会等名
      スケジューリングシンポジウム2021
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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