研究課題/領域番号 |
21K11986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
杉町 敏之 東京都市大学, 理工学部, 准教授 (60517001)
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研究分担者 |
郭 鐘聲 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (20826078)
須田 義大 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80183052)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 遠隔操縦 / 運転特性 / ドライビングシミュレータ / 運転支援 / 自動運転 / 生体計測 / 運転負荷 / HMI / ドライバ特性 |
研究開始時の研究の概要 |
自動車の遠隔操縦者は体感情報が得られないだけでなく、運転操作を行う環境が一般の運転と大きく異なる。そのため、自動車の運転の延長として遠隔操縦の在り方を検討するのではなく、新たなモビリティに対する運転として考えることが重要である。そこで、本研究では、自動車の遠隔操縦者のドライバ特性および遠隔操縦に適合するインタフェースを明らかにすることを目的とする。遠隔操縦の対象となる車両仕様や走行速度だけでなく遠隔操縦システムに関する遅れを考慮したドライビングシミュレータ実験により、自動車の遠隔操縦者の運転特性を明らかにするとともに提案手法の有効性を実証する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は,通信遅れや体感の伴わない運転環境となる自動車の遠隔操縦者の運転特性と運転負荷を明らかにし,遠隔操縦者に対して有効な運転支援方法についてドライビングシミュレータ(DS)を用いて実証的に見出すことである.特に,実用化の進んでいる速度の20km/hだけでなく,都市の一般道路の走行を想定した50km/hの2条件の速度域を対象として,通信遅延を考慮した自動車の遠隔操縦者の運転特性と運転負荷についてDS実験結果から評価した.その結果,映像遅延が操舵操作の安定性および運転負荷に与える速度域ごとの影響と,その影響が大きくなる道路線形を明らかにし,遠隔操縦への有効な運転支援に関する知見を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動運転による移動サービスのバックアップとして必要不可欠な自動車の遠隔操縦を対象とし,低速域だけでなく都市の一般道路の走行速度域に対して映像遅延と運転環境による運転特性への影響を明らかにした.また,これまで検討されていなかった運転負荷についても注目し,遠隔操縦者の運転負荷に関する影響も明らかにした.さらに,速度域ごとに通信遅延が与える影響と道路線形との関係についても実証的に明らかにした.本研究により遠隔操縦者に対する有効な運転支援を設計する上で重要な知見が得られ,学術的かつ社会的意義がある.
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