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確率的探索結果の理解を容易にする探索基盤の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K12200
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
研究機関明治大学

研究代表者

横山 大作  明治大学, 理工学部, 専任准教授 (80345272)

研究分担者 伊藤 正彦  北海道情報大学, 情報メディア学部, 教授 (60466422)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードシミュレーション / 確率分布 / PCG
研究開始時の研究の概要

複雑な現実世界の事象に関するシミュレーションを行う際には、パラメータやモデルを変更して多数のシミュレーション結果を生成し、得られた多数の結果全体を利用して予測や解析を行うことが通例である。本研究では、このようなシミュレーションの入力と結果の組の集合に対し、結果が大きく変化する部分・ある制約に従って分布する部分などをわかりやすく示すなど、高度な抽象化を加えた要約を行う技術を確立し、対象問題の持つ性質の深い理解を可能にすることを目指す。

研究実績の概要

複雑な現実世界の事象に関するシミュレーションを行う際には、パラメータやモデルを変更して多数のシミュレーション結果を生成し、得られた多数の結果全体を利用して予測や解析を行うことが通例である。本研究では、このようなシミュレーションの入力と結果の組の集合に対し、結果が大きく変化する部分・ある制約に従って分布する部分などをわかりやすく示すなど、高度な抽象化を加えた要約を行う技術を確立し、対象問題の持つ性質の深い理解を可能にすることを目指している。
本研究では、以下の2点を目標とする。[目標1] 入力と結果の確率分布を扱える基盤システムの検討多数のシミュレーションの入力と結果を統一的に管理し、確率分布を持つものとして扱えるようなシミュレーション基盤システムを試験実装し、有効性を検証する。[目標2] 柔軟な解析プラットフォームの検討シミュレーションの入力と結果の確率分布を要約し、目的に合わせて提示するシステムを試験実装し、その有効性を検証する。
本年度は、本格的な手法適用に必要な実装評価のため、適用するコンテンツ種類の拡大やその領域の複雑化を目指す検討を行った。具体的には、目標1のために、シミュレーションが必要となるような対象問題として、自由度が高く変化が大きいローグライクゲームゲームや、3D都市空間での経路探索、イラスト作成時の配色推薦、自然言語処理によるデータ解析など、様々な問題領域での問題解決に取り組んだ。目標2のためには、UNOや人狼、シャドウレイダーズなど複数の不完全情報ゲームを題材に、多様な戦略を実現し、その戦略を要約できるかの検討を加えた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年は、適用可能な問題領域を拡大して手法の実装に取り組むことを目的としており、その研究内容はおおむね実施された。ただし、本格実装の検証において、評価が若干遅延した点がある。

今後の研究の推進方策

提案手法の実装と検証において、一部遅延した部分を引き続き遂行していく。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて 2024 2023 2022 2021

すべて 学会発表 (13件)

  • [学会発表] 3D都市モデルを利用した移動中の景観を考慮する観光経路推薦手法の検討2024

    • 著者名/発表者名
      斎藤 康平, 横山 大作
    • 学会等名
      第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2024)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 配色の可視化と配色技法の推定によるイラスト制作支援ツールの開発2024

    • 著者名/発表者名
      江馬龍之介, 横山大作
    • 学会等名
      情報処理学会シンポジウム INTERACTION2024
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] ローグライクゲームの強化学習を目標とする,行動の事前学習手法の評価2024

    • 著者名/発表者名
      山下 興紀, 横山 大作
    • 学会等名
      第51回情報処理学会ゲーム情報学研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 複数種類の戦略を持つプレイヤが混在する不完全情報ゲームにおける相手プレイヤの推定にむけて2024

    • 著者名/発表者名
      木島花蓮, 横山大作
    • 学会等名
      第51回情報処理学会ゲーム情報学研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 国会議事録を使用した政党ごとのスタンス変遷の分析2024

    • 著者名/発表者名
      尾崎慎太郎, 横山大作
    • 学会等名
      言語処理学会 第30回年次大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 相手手札の推定を利用したUNOゲームプレイヤの構築の試み2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤 岳大, 横山 大作
    • 学会等名
      第50回情報処理学会ゲーム情報学研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 人狼知能における占い師襲撃戦略の影響に関する考察2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤岳大, 横山大作
    • 学会等名
      情報処理学会 第28回ゲームプログラミングワークショップ(GPW-2023)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 深層強化学習を用いた多様な戦略を持つガイスタープレイヤの作成への試み2023

    • 著者名/発表者名
      新堀 和紀, 横山 大作
    • 学会等名
      第49回情報処理学会ゲーム情報学研究会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 実世界地理情報を利用したプレイヤが自然に感じるMinecraftマップ上の土地利用の試み2023

    • 著者名/発表者名
      栗原 司, 横山 大作
    • 学会等名
      第15回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2023)
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] General Game Playing における一般性の高い類似盤面利用手法の検討2022

    • 著者名/発表者名
      上宮佳晃, 横山大作
    • 学会等名
      第27回ゲームプログラミングワークショップ(GPW-22)
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 実世界地理情報を利用したMinecraftでのマップ生成の試み2022

    • 著者名/発表者名
      栗原 司, 横山 大作
    • 学会等名
      第63回プログラミング・シンポジウム
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] ボードゲームコンピュータプレイヤの強さ調整の困難さの差異の検討2022

    • 著者名/発表者名
      甲斐 翼,横山大作
    • 学会等名
      第84回情報処理学会全国大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] General Game Playing における類似盤面を利用したモンテカルロ木探索性能向上の試み2021

    • 著者名/発表者名
      上宮佳晃, 横山大作
    • 学会等名
      ゲームプログラミングワークショップ2021
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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