研究課題
基盤研究(C)
本研究においては以下の分析する。①2020年のコロナ禍により、非接触型社会が進展した。こうした生活様式の変化の中で、移民・難民問題や多文化共生問題が2021年のドイツ連邦共和国連邦議会選挙においてどのように争点化され、新政権の施政方針の中に盛り込まれていくかを分析する。②コロナ禍がもたらした非接触型社会の進展が、異文化圏出身者に対するドイツ人の意識・心象にどのような変化を与えたかを分析する。③遠隔授業の推進がドイツ社会における教育格差にどのような影響を与えているかを、とくにドイツ人学童とムスリム系学童との比較において検証する。