研究課題/領域番号 |
21K12464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
李 昭知 東海大学, 国際文化学部, 助教 (30755210)
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研究分担者 |
中嶋 卓雄 東海大学, 理系教育センター, 特任教授 (90237256)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 観光 / 地域住民 / 肯定的解決策 / コロナ禍 / レジリエンス / オーバーツーリズム / サービスドミナントロジック / 持続可能性 / 共創活動 / 社会資本 / 日本文化 / マスク文化 / Twitter / ブリコラージュ / 学生の意識 / 持続的観光 / 住民感情 |
研究開始時の研究の概要 |
観光は観光客の満足感やQOL(Quality of Life)の向上をもたらしてきたが、COVID-19により全世界的に大きな打撃を受けている。特にコロナ感染が多い地域からの観光について、地域住民からの拒否感を発生させている。研究の目的は、コロナ禍における観光地の住民の意識について、SNSやアンケートなどの情報に基づいて感情の遷移や構造を分析する。さらに分析データに基づき観光客および観光地の住民にとっても肯定的であり、持続可能な観光に対する問題解決手法を提案する。
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研究成果の概要 |
本研究では、コロナ禍において観光に対する地域住民の意識に基づいて、持続的な観光に向けた肯定的な解決策を提示することを目的とした。具体的には、SNSやアンケートなどのデータに基づいて、観光客および地域住民にとって肯定的な問題解決手法を提案した。具体的には、第一に、SDL (Service Dominant Logic) の観光分野への適用であり、第二にコロナ禍におけるレジリエンスの分析である。結果として、「共創」を表現するキーワードがより肯定的な感情を生み出すことを定量的に実証した。また、人々は困難な状況においても新たな活動に繋げる手法を現実の場面で実践していることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、観光における地域住民の意識を明らかにし、問題解決に向けた肯定的な解決策を提示した点で、学術的に重要な意義を持つ。具体的には、第一に、観光に対して地域住民が肯定的意識となる関係性を提示できた。第二に、SDL (Service Dominant Logic) を観光分野へ適用でき、サービスの視点を導入できた。第三に、コロナ禍におけるレジリエンスを分析できた。本研究の社会的意義は、持続的観光における解決策を提示することができた。具体的には、まず、持続可能な観光の実現や地域活性化に向けた取り組みを提案することができた。次に、地域住民と観光客の関係改善について提案することができた。
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